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シンガポールに拠点を置く、ブロックチェーンを利用した配車アプリ「Tada」を運営する Mass Vehicle Ledger(MVL)Foundation が、グローバル仮想通貨取引所の Binance(幣安)と提携を結んだ。

Image credit MVL
今回のタイアップで、MVL は Binance の取引所メインネット Binance Chain の BEP2 規格を適用し、これにより MVL トークンは同ブロックチェーン上でローンチが可能になる。Ethereum の ERC-20 規格に基づく、現在流通している一部の MVL トークンと、Tada インセンティブに使用される既存の MVL トークンは、MVL-BEP2 トークンにスワップされる見込み。
両社はまた、MVL-BEP2 トークンと Binance の独自トークンによる支払いをサポートするため、Binance のモバイルウォレット「Trust Wallet」を Tada のプラットフォームと結び付けることで合意した。さらに、Binance コミュニティが Tada の上場提案書を承認次第、Tada のユーザは Trust Wallet および Binance の分散型取引所経由で MVL トークンによる支払いや取引ができるようになる。
MVL の CEO Kay Woo 氏は次のように述べた。
Binance Chain との統合により、Tada のプラットフォームと MVL のエコシステムが一段と活気づくことを期待しています。
5月に、MVL は Tada をプノンペン市でローンチし、カンボジアのモバイルウォレット・決済アプリ「Pi Pay」との提携を発表し、Pi Pay のサービスを Tada アプリに組み入れている。
【via Tech in Asia】 @techinasia
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