食べるだけで仮想通貨が貯まるグルメアプリ「SynchroLife」運営、オリコと資本業務提携

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SynchroLife を使って飲食店で仮想通貨を貯める様子。昨年の東急プラザ銀座内のレストランで実施された PoC で。
Image credit: Masaru Ikeda

トークンエコノミー型グルメ SNS「SynchroLife(シンクロライフ)」を運営する GINKAN は17日、信販大手のオリエントコーポレーション(以下オリコ、東証:8585)から資金調達したことを明らかにした。GINKAN は、2017年9月にエンジェルラウンドで3,000万円を調達、2018年8月にシードラウンドで8,000万円を調達しており、今回の調達はそれに続くもの。具体的な金額は明らかにされていない。

GINKAN は同時にオリコと業務提携も締結しており、全国80万店以上の加盟店や1,000万人以上のクレジットカード会員を持つオリコと GINKAN が共同で、新しいプロモーションサービス提供、顧客向けサービス、フィンテック事業等で協業を目指す。

2012年10月にローンチした SynchroLife は近年、飲食店のレビュー投稿に当事者の恣意的なバイアスが影響しないよう、ブロックチェーンや独自トークン「SynchroCoin」を活用したコミュニティ確立に傾倒してきた。アプリ上に掲載された口コミの数は19万件、掲載店舗数は10万店舗を超えている。

2018年8月以降、レビュアーや口コミの信頼スコアに応じて SynchroCoin を付与してきたが、今月1日からは会計金額の1〜5%(店舗設定でキャンペーン時最大20%)相当の SynchroCoin が受け取れる仕組みを実装し、飲食店から仮想通貨を還元することで集客効果が見込める機能の提供を開始した。

2018年には Plug and Play Japan のアクセラレーションプログラム第1期のデモデイでは、FinTech 部門で聴衆からの最も多くの得票を集め「EXPO Winner」に表彰されている。

via PR TIMES

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