Go-Jek、新しい会社ロゴを発表——成長は次のステージへ

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Image credit: Go-Jek

インドネシアを本拠とする配車ユニコーンの Go-Jek は22日、新しい会社ロゴをローンチして正式にブランドを再生した。公式声明によると、過去3年で受注が1,100%増加を達成し、新たな成長フェーズに入ることの表れとして、ブランド再生が行われた。2015年のアプリローンチ以降、地域内でのエコシステムを成長させたことも同社は強調した。

同社はこれまでに東南アジア一帯で200万を超えるドライバーパートナー、40万の小売店パートナー、6万のサービスプロバイダーと提携している。この3年間で、同プラットフォームのドライバーパートナーとサービスプロバイダーに対し2,000万米ドル以上のチップが手渡されたことも明らかにした。

Go-Jek の次の成長ステージには、さらなるイノベーションに加え、20を超えるオンデマンドサービスの統合エコシステムの強化などがある。新たなロゴの特徴は、ドット型のマークをほぼ丸型のリングが囲むデザインであるが、同社によるとそれが意図するのは明瞭さと多様性である。地図のピンマーク、牛の目、バイクに乗る人を上から眺めた構図、電源ボタンなど、いろいろな見方があるとのことだ。

Image credit: Go-Jek

このロゴは、運輸サービスから決済、食品、物流、エンターテインメント、ライフスタイルにまたがる多様な業務の表れでもある。同社はインドネシアにおいて、消費者向け、ドライバーパートナー向け、小売店パートナー向けに3つのアプリを制作した。ドライバーパートナー向けアプリでは収入計画をサポートする機能、小売店パートナーのアプリには、物流や在庫管理など事業の拡大を手助けする機能がそれぞれ含まれている。

Go-Jek グループの共同設立者である Kevin Aluwi 氏は次のように述べている。

私たちは本日、ジャカルタの運輸企業から東南アジアのテック大手へと進化したことを示す新たなブランドを発表しました。Go-Jek は今や、多くの人に多様なサービスを提供しています。新しいロゴはそのことを表しています。とはいえ、技術を活用することで人々の生活を改善するという創業時からの原理と精神にコミットする姿勢には変わりがありません。

シンガポールでも、同様のアップデートが同日実施される。アプリをアップデートすると、新しいロゴとユーザインターフェースを目にすることができるだろう。ドライバー向けアプリでは、間もなく新しい外見とともにアップデートがなされるほか、過去1週間に完了した業務を分かりやすく一覧できる収入履歴の閲覧など新たな機能が加わる。

【via e27】 @E27co

【原文】

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