Kyash、シリーズBラウンドで米Goodwater Capitalなどから約15億円を資金調達——累計調達額は約28億円に

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Image credit: Kyash

東京を拠点とするスタートアップで、送金・決済システムを開発する Kyash(キャッシュ)は3日、シリーズ B ラウンドで約15億円を調達したと発表した。このラウンドのリードインベスターは、Goodwater Capital、三菱 UFJ キャピタルで、凸版印刷(東証:7911)、JAFCO(東証:8595)、新生企業投資、SMBC ベンチャーキャピタルが参加した。

Kyash にとっては、2016年12月に実施したシリーズ A ラウンド(10億円超を調達)、2015年7月のシードラウンド(1.7億円を調達)に続くものとなる。今回ラウンドで参加した投資家のうち、JAFCO はシリーズ A ラウンド、三井住友ベンチャーキャピタルはシードラウンドに続くフォローオンでの出資参加となる。累計調達額は約28億円。

リードインベスターのうちの1社である Goodwater Capital はシリコンバレーを拠点とし、Facebook、Twitter、Kakao、 Spotify、Monzo に投資したことで知られる。また今回の資金調達と合わせ、Kyash はカード印刷や決済基盤を提供する凸版印刷、クレジットカード大手の三菱 UFJ ニコスと業務提携したことを明らかにした。

Kyash の設立は2015年1月。モバイルアプリ Kyash の開発に傾倒してきたほか、今年4月には国際カードブランドの Visa と提携し、銀行預金や売上金などの金融資産が世界中の Visa 加盟店で利用可能になる「Kyash Direct」のローンチを発表している(サービス開始は今年初夏の予定)。

via PR TIMES

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