クラウドファンディングサイト「Makuake」を運営するマクアケは17日、台北に拠点を置き EC プラットフォーム「citiesocial(找 好東西)」を運営する citiesocial(任開数位媒体)と業務提携したことを発表した。両社の提携により、Makuake でクラウドファンディング成功後のプロジェクトについて、citiesocial がサービスを展開する東南アジア4市場(台湾、シンガポール、香港、マレーシア)での製品販売を支援する。
Makuake の海外展開としては、昨年7月に発表した韓国のクラウドファンディング大手「Wadiz(와디즈)」との提携による、越境でのクラウドファンディングプロジェクト展開の相互支援に続くものだ。

Image credit: citiesocial(找 好東西)
2011年に創業した citiesocial は、デザイン性の高いユニークなライフスタイル製品を世界中から集めた EC プラットフォーム。これまでにシードラウンド、シリーズ A ラウンドを通じて、Alibaba Taiwan Entrepreneurs Fund(阿里巴巴台湾創業者基金)、Cherubic Ventures(心元資本)、CDIB Capital(中華開発資本)から累積で280万米ドルを資金調達、 2,000以上のブランドと提携し60,000点以上の製品を取り扱っている。
両社では今回の取り組みの第一弾として、2019年9月に Makuake でクラウドファンディングに成功した約20製品を citiesocial を通じて販売展開する予定だ。
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via Makuake
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