ロボットに力加減を持たせる力触覚ICチップ「AbcCore」開発、モーションリブが慶應イノベーション・イニシアティブなどから1.8億円を調達

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力触覚技術「リアルハプティクス」を搭載したICチップ「AbcCore」を開発するモーションリブは6月24日、慶應イノベーション・イニシアティブおよびDBJキャピタルを引受先とした第三者割当増資実施を公表した。調達した資金は総額1億8000万円。

同社が開発するAbcCore は、慶應義塾大学で生まれた力触覚技術「リアルハプティクス」を搭載したICチップで、機械の力加減を簡単に操れるようにしたもの。硬い位置制御と柔らかい力制御を両立可能で、機械やロボットに力加減を持たせることができる。現在、50以上のリアルハプティクスの製品実装に向けた共同研究開発プロジェクトを、様々な業種の企業と実施している。すでに一部の企業では、最終製品への AbcCore の実装・販売が始まっている。

今回の資金調達により、主力製品である「AbcCore」のラインナップを拡充し、多様な価格帯の製品への実装を可能とすると共に、周辺ツール・モジュールの開発により利便性・接続性を向上していく

via PR TIMES

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