AIスタートアップQuantumCoreは7月1日、ジャフコとIDATEN Venturesを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は約1億6000万円。2018年11月にIDATEN Venturesを中心に実施したシード資金調達に続くもの。

同社は、少ないデータ量でディープラーニングを超える分類ができるという特徴をもつ、独自のリザーバコンピューティング技術「Qore」を開発している企業。QoreをベースとしたAPIならびにエッジ機能の開発・提供を行っている。

既に10社を超える企業との実証実験が進んでおり、従来型のAI技術では実現できなかった「少量データ×リアルタイム学習」が可能なAIソリューションをヘルスケアや機械制御、感情分析、音声・話者認識、価格予想などの分野において構築する。これらのテーマでは従来ビッグデータを扱いづらいとされており、さらに従来型AIが抱えてきたスケーラビリティ問題を解決していくとしている。

via PR TIMES