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シンガポールを拠点にスマートロックを開発する Igloohome は、1,500万米ドルの調達ラウンドをクローズしたのに続き、スマートシティをサポートする新たなソリューション「Iglooworks」をローンチした。

Image credit: Igloohome
このラウンドは Insignia Venture Partners、Wavemaker Partners、Seeds Capital がリードし、Kickstart Ventures、TH Capital、Pine Venture Partners、On Asset Management、InnoVen Capital、エンジェル投資家複数が参加した。既存投資家である Singtel Innov8 と Great Noble International も参加した。
既存製品のエンタープライズ版と一連の新製品からなる Iglooworks のソリューションは、多数のアクセスポイントをモニター可能なダッシュボードで管理する。NB-IoT、Cat-M、Z-wave といった、追加的なオンライン機能が利用可能となる新通信プロトコルにも対応している。
Igloohome は、調達した資金を新しい製品やソフトウェアの研究開発に投じる計画だ。世界中の既存および新しい流通パートナーもサポートし、特にヨーロッパ、アメリカ、アジア太平洋地域に注力する考えだ。
声明によれば、Igloohome には100を超える流通パートナー、100を超える実装パートナーがいる。タイの Sansiri、日本の三菱、ベトナムの CapitaLand など不動産デベロッパとも協業している。
今回の資金調達ラウンドとあわせ、PropertyGuru 共同創業者で前 CEO の Steve Melhuish 氏が Igloohome の経営陣に参加する。
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【via Tech in Asia】 @techinasia
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