Groupon、顧客から店舗への予約電話をチャットボット化するPresence AIを買収

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Image credit: Presence AI

Groupon は8月8日、サンフランシスコを拠点とし、企業から顧客への通話やメッセージの送受信を自動化するコミュニケーションプラットフォームの開発会社 Presence AI を買収したことを発表した。契約条件は明らかにされていないが、Groupon の最高製品責任者(CPO)Sarah Butterfass 氏は、「Presence AI のポートフォリオが Groupon の既存の予約プロダクトを補完し、開発ロードマップを加速させるのに役立つ」と述べた。

2018 Alexa Accelerator 採択チームの一社である Presence AI はシードラウンドで、Amazon の Alexa Fund を含む投資家から2万米ドルを調達している。

Butterfass 氏は声明で、以下のように述べている。

Groupon は Presence AI のチームとその予約テクノロジーを快く歓迎いたします。予約分野はバウチャーレス構想の重要な部分であり、割引サービスの改善、常時可用性の提供、そして Groupon 経由で購入するより多くのきっかけをお客様に提供し、より幅広い業者の皆様にマーケットプレイスを開放することを目指しています。

Presence AI は2015年、Michel Meyer 氏によって設立された。健康、美容、ウェルネス関連業者のスケジューリングソフトウェアと連携することで予約受付や管理ができる、設定可能なバーチャルアシスタントを提供している。自律的に予約の変更・確認をしたり、再予約のタイミングをユーザに通知したり、消費者側からよく寄せられる質問に回答したりすることが可能となる。

予約可能サービスにさらに投資したいと考えている Groupon にとって、これらの機能が魅力的だったことは疑いの余地はない。将来、特定のサービスのために誰もが予約できる「ユニバーサル・ブッキング」に向けて計画的移行を始める前に、同社は予約可能在庫数を前年比で12%増やし、2018年には数千万人にも及ぶ食事客、コンサート客、スパ客などが予約をした。

Presence AI の Meyer 氏は、以下のように述べている。

Groupon に参加することで、AI を使ってクライアントとの会話を変革し続けることができ、非常に興奮しています。昨年、300万件以上のテキストメッセージが生成され、Presence AI は業者側の時間節約、そしてさらなる収益増加に貢献しています。弊社のテクノロジーがより多くのビジネスに利用されるのが待ち遠しいです。

2018年5月にイギリスのクラウドセービング会社 Vouchercloud を6,500万米ドルで買収して以来、今回の案件は Groupon にとって今年初めての公開買収である。それ以前の2016年10月、同社はライバル会社の LivingSocial を「実体的な価格がない」と見なされるほどの低価格で買い叩いた。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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