事業展開が暗礁に乗り上げていたアジアの食料品デリバリスタートアップHonestbee、事業再生請負人のOng Lay Ann氏を新CEOに任命

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Honestbee の新 CEO に就任した Ong Lay Ann 氏
Image credit: Honestbee

食料品デリバリスタートアップ Honestbee に今年初頭からに発生していた危機の最新情報であるが、同社は先ごろ、Ong Lay Ann 氏を新しい CEO に任命したことを発表した。Deal Street Asia が報じた

One Lay Ann 氏は、5月に暫定 CEO に任命された Brian Koo(具本雄)氏から引き継ぐ形で、7月15日からその新しい職務に就いている。Koo 氏自身は同社の役員に残る見込み。Koo 氏は Honestbee の投資家の一つである Formation 8 のジェネラルパートナー兼創業者である。

Honestbee はまた、7月11日に CTO で共同創業者の Jonathan Low 氏が離職したことも発表した。

Honestbee は今年、フィリピン、インドネシア、マレーシアでのサービス中断に繋がった、財務上および経営上の問題に直面していた。シンガポールでも、フードデリバリサービスの中断を余儀なくされた。

新 CEO の Ong 氏は IT、コモディティ、不動産、インフラの分野で20年近くにわたりリーダーシップの経験がある。過去には、オーストラリアのプレキャストコンクリート製造会社 Perth Precast を事業再生させている。この際には、同社の資産を Precast Australia から取得し、最終的には Weststar Industrial Limited に逆買収させる形で Precast Australia をオーストラリア証券取引所に上場させた。

Ong 氏は現在、オーストラリア証取に上場する Weststar と、シンガポール証取に上場する ISDN Holdings Limited の投資取引部門 ISDN Investments の取締役でもある。

【via e27】 @E27co

【原文】

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