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Photo credit: Aspire
中小企業向けに銀行ソリューションサービスを提供しているスタートアップ Aspire は、MassMutual Ventures がリードするシリーズAラウンドで3,250万米ドルを調達した。
このラウンドにはシリコンバレー企業Arc Labsのほか、既存投資家の Y Combinator、Hummingbird Ventures、Picus Capital も参加した。
Y Combinator の2018年冬期バッチを卒業した Aspire は、今回調達した資金を金融商品の充実や東南アジアでのプレゼンス強化に用いる計画だ。現在はシンガポール、タイ、インドネシア、ベトナムでサービスを提供している。
同社によると、サードパーティーの金融サービスプロバイダーを利用するスケーラブルな銀行インフラのマーケットプレイスを構築している。旗艦製品「AspireAccount」では、東南アジアのデジタル事業者にキャッシュフローマネジメントや企業間の決済受入サービスを提供している。
今年の早い段階で、企業アカウントと結び付けるビジネス用クレジットカードソリューションを提供する計画があるという。
Aspire 設立者兼 CEOの Andrea Baronchelli 氏は次のように話している。
2018年1月の設立以降、前月比30%の成長を達成しており、来年までに10万以上の企業アカウントを開設する予定です。
同氏は以前 Lazada でエグゼクティヴ VP を務めていた。
昨年7月には、Yinglan Tan 氏の Insignia Ventures Partners や Mark 2 Capital を含む、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの投資家から900万米ドルのシード資金を調達した。
【via Tech in Asia】 @techinasia
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