国内主要VCとエンジェルが集結「Startup Investor Track」ーー世界規模のスタートアップ創出に向けた新コミュニティがキックオフ #SIT

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国内の主要ベンチャーキャピタルおよび個人投資家(エンジェル)らで組織される「Startup Investor Track(SIT)」の運営事務局は8月27日、都内でキックオフイベントとなる勉強会を開催した。運営事務局の代表幹事にはグローバル・ブレイン代表取締役の百合本安彦氏、幹事メンバーにEastVenturesの金子剛士氏、スカイランドベンチャーズの木下慶彦氏、ANRIの佐俣アンリ氏、エンジェル投資家としてChomp CEOの小林清剛氏らが名を連ねた。

SITは国内を中心とするスタートアップがグローバル規模で競争力をつけることを目的に、それを支えるベンチャーキャピタルおよび個人投資家たちがノウハウ共有などを通じて繋がる任意のコミュニティ団体。独立系のベンチャーキャピタル28社および10名の個人投資家が初期メンバーとして参加を表明している。

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SITキックオフに参加したキャピタリスト・エンジェルの方々

具体的にはYCombinatorの「SAFE」のようなシード・アーリー期の投資契約のテンプレート推進、VC法務や財務知識の勉強会、VC間での出資先相互紹介、海外VCの動向調査、LP候補企業とのネットワーキングなど、VC業界全体の底上げに繋がる活動を推進するとしている。

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グローバル・ブレイン代表取締役の百合本安彦氏

会の冒頭、登壇した代表幹事の百合本氏はSITの設立にあたり、これからやってくると噂される「スタートアップ冬」の時代を乗り越えるためにはリスクが取れる独立系VCの活躍が不可欠と語る。

「(これからスタートアップにとって)深い谷がやってくる可能性がある。ここでオーナーシップをもってリスクを取れる独立系VCがエコシステムの健全な発展に貢献すべき。また、新しいVCファームを作られた若い方が起業しやすい環境、さらにその後、先輩たちがサポートする必要もある」。

そもそもこのコミュニティは若手VCを中心とする勉強会の提案から始まったそうだ。幹事メンバーとして登壇した金子氏は立ち上げの経緯をこう振り返った。

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EastVenturesの金子剛士氏

「元々この勉強会は百合本さんを若手の独立系ベンチャーキャピタリストが囲む会から始まった。例えば現在話題となっている外為法の改正についても、規模の小さなVCではバックオフィスも弱く対応が難しい。そこで勉強会の開催を提案した。エコシステム発展に寄与したい」。

この後の勉強会では、機関投資家のLP出資におけるデュー・デリジェンスのポイントや外国為替方改正の対応、海外VC(a16z)に関する動向調査などの話題で、集まった投資家たちとの意見交換が実施された。

 

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