チームコラボレーションプラットフォーム「Monday.com」、シリーズDラウンドで1億5,000万米ドルを調達——時価総額は19億米ドルに

by Paul Sawers Paul Sawers on 2019.8.6

チームプロジェクト管理プラットフォームの Monday.com は、Sapphire Ventures がリードするシリーズ D ラウンドで1億5,000万米ドルを調達した。このラウンドには Hamilton Lane、HarbourVest Partners、Ion Asset Management、Vintage Investment Partners が参加した。

この案件に精通した情報筋が VentureBeat に語ったところによると、テルアビブに拠点を置く同社の企業価値は現在19億米ドルだという。つまり、昨年行われた前回のラウンドから企業価値がおよそ4倍になっていることになる。

2012年設立当初の Dapulse から社名を変えた Monday.com は、チーム内のコミュニケーションや計画、管理を行うためのツールである。タスクの作成やチームメンバーへのタスクの割り当て、負荷配分、コメントやフィードバックの収集、ファイル共有などを行うことができる。メンバー全員が今何をしているかを全て可視化できるような機能もある。

Monday.com のタイムライン

同社は今年、統合と自動化という注目すべき2つの新機能をリリースした。これによってユーザ企業は IFTTT のような機能を使って複数のプラットフォームからデータと処理を連携させながら、繰り返し処理を最小限に抑えることができるようになる。今回の統合によって、Google Calendar、Gmail、Outlook、Shopify、Slack、Typeform、MailChimp、Zendesk、GitHub などと連携できるようになる。

Monday.com の他アプリとの連携

価格面では、ベーシックからエンタープライズまで異なる4つの基本プランを用意している。価格はアクセスする人数によって変動するようになっている。例えば、ベーシックプランを5人のチームで利用する場合の価格は月額35米ドル、プロプランの場合は59米ドルとなる。200人のチームで利用する場合、ベーシックプランの月額料金は1,000米ドル、プロプランは2,399米ドルとなる。

活性化する市場

タスク管理ソフトウェア市場だけ見ても、現在の市場規模は22億7,000万米ドルに達すると見込まれており、この1年でこの市場の動きがかなり活性化している。11月には Asana が5,000万米ドルを調達し、15億米ドルの企業価値をつけた。さらに数か月前には Mavenlink が4,800万米ドルのラウンドをクローズしている。今年4月には、ワシントンのベルビューに拠点を置く Smartsheet が株式を公開した。同社は SaaS ベースのチームコラボレーション・タスク管理プラットフォームを運営する企業である。現時点での Smartsheet の企業価値は IPO 時から6倍になっている。

現在までのところ、Monday.com は昨年夏に行われたシリーズ C ラウンドの5,000万米ドルも含めて約8,400万米ドルを調達している。今回獲得した1億5,000万米ドルは、国際的な規模の拡大や他のプラットフォームとのさらなる統合に使われるという。

前回の資金調達以降、従業員数が倍増して300人になり、収益も3倍の数千万ドルに達しているという。利用者数も世界中に広がり、現在は7万のチームが利用している。同社の顧客には Phillips、WeWork、Hulu、Carlsberg、Discovery Channel などの有名企業が名を連ねている。

共同設立者兼 CEO の Roy Mann 氏は次のように語った。

チームにとって本当に役立つツールを作るために、ユーザに実際に気に入ってもらえて、あらゆるチームが抱える根本的な問題を解決でき、メンバーがスムーズに連携できるプラットフォームを開発しました。職場のソフトウェアは今後、シームレスにつながるクラウドベースのツールになるでしょう。Monday.com の目標は、そうしたツールのハブとなるような最高のプラットフォームを作ることです。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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