「Okinawa Startup Program 2019-2020」が発表、今期からはオール沖縄体制でスタートアップを支援へ

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琉球銀行 取締役頭取 川上康氏、沖縄タイムス社 代表取締役社長 武富和彦氏、
沖縄セルラー電話 執行役員ビジネス開発部部長 國吉博樹氏、
沖縄電力 代表取締役副社長 島袋清人氏、
日本トランスオーシャン航空 代表取締役社長 青木紀将氏
Image credit: Okinawa Startup Program

沖縄発のスタートアップを支援する「Okinawa Startup Program」だが、19日、那覇市内で記者会見が開かれ、今年から来年にかけて運営・開催されるプログラムの要旨が明らかになった。

2016年に琉球銀行(東証:8399)が始めたこのプログラムは、2017年からは主催者に沖縄タイムスが加わり、そして、今回からは、沖縄セルラー(東証:9436)、沖縄電力(東証:9511)、日本トランスオーシャン航空が加わる。沖縄を代表する大企業5社が力を合わせることで、各社が持つリソースとネットワークを相互活用し、スタートアップの事業拡大に向けた支援を強化する。

このプログラムには例年、沖縄県内はもとより、近接する台湾から日本市場進出を試みるスタートアップが参加している。参加スタートアップのソーシングにあたっては、STARTUP Lab LagoonFROGSアントレプレナーシップラボ沖縄の各起業家支援機関に加え、台湾科技部(日本の旧科学技術庁に相当)が運営するスタートアップハブ Taiwan Tech Arena(台湾科技新創基地)の協力を得る。

このプログラムに参加するスタートアップの募集は、10月1日〜31日の間、Okinawa Startup Program の Web サイトで受け付けられる予定。プログラム期間中の成果を披露するデモデイは、来年2月または3月に、沖縄県恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)または那覇市内で開催される。

Okinawa Startup Program の過去のプログラムに参加したスタートアップのうち、人材管理クラウド開発のサイダス、ソーシャル EC プラットフォーム「temite(テミテ)」を運営する EC-GAIN、貨物車両と荷主をつなぐマッチングプラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」を運営する CBcloud は、琉球銀行の「BOR ベンチャーファンド」から、それぞれ資金調達したことが明らかになっている。

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