自動車ローンを提供する「Global Mobility Service」は9月2日、 シリーズDラウンドでデンソーをリード投資家とした第三者割当増資の完了を発表した。引受先になったのはデンソーの他、クレディセゾン、大垣共立銀行、日本ケアサプライ、三井住友トラスト・インベストメントで調達した資金は約17億円。出資比率や時価総額などの詳細は非公開。
同社は、金融機関や車両販売店、契約者をつなぎ、従来ローンの与信審査に通過しない人でもローンが組める仕組みを提供している。具体的には提携自動車販売店で車を選び、通常通りのローン申請後、IoTデバイス付の車両が手元に届きローンの支払いを開始する。万が一支払いが滞った場合は搭載しているIoTデバイスにより、エンジンの遠隔起動制御をする仕組みになっている。
今回の調達した資金は、新たな事業領域への取り組みや国内外におけるの事業展開の加速、独自のIoT技術を活用したモビリティサービスプラットフォームの開発加速のために使われる。また、出資各社との資本業務提携内容については、今後個別での発表を計画している。
via PR TIMES
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