ロボットの目で収穫時期を判断、自動野菜収穫ロボ「inaho」がITVなどから資金調達

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画像:inahoウェブサイトより

自動野菜収穫ロボットを開発するinahoは8月28日、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、創発計画、dof、複数の個人投資家から資金調達を完了したことを発表した。調達額は非公開。今回の資金調達により自動野菜収穫ロボット製造及び対応作物の拡大、エンジニア人材採用、市場開拓やアライアンスを目的としたマーケティング施策を強化する。

同社は、アスパラガスをはじめとする人の判断が必要な選択収穫野菜の自動収穫ロボットの開発を行っている。収穫適期の作物を画像認識で判断して、ロボットアームで自動収穫。1回2時間の充電で最大6時間連続稼働し、ハウス間の移動や夜間の収穫ができるため収穫作業の負担を軽減できる。初期投資とメンテナンス費用不要でレンタルでき、穫高に応じて利用料を支払う仕組みだ。

現在の対応作物はアスパラガスのみだが、キュウリやトマトなど、人の目で見て収穫適期かどうかを判断しなければならない選択収穫野菜に広く対応していく予定。さらに今後は、グローバル展開を目指していくとしている。

via PR TIMES

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