インドネシアの個人向け融資プラットフォーム「Kredivo」運営、2,000万米ドルをデット調達——〝未銀行化ミレニアル〟の資金需要開拓に成功

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左から:FinAccel 設立者 Umang Rustagi 氏、Akshay Garg 氏、Alie Tan 氏
Photo credit: FinAccel

インドネシアの個人借主向けオンライン融資プラットフォームを運営する Kredivo は、アメリカとオーストラリアにオフィスを構えるベンチャーデット企業 Partners for Growth(PFG)とのデット資金ラウンドで2,000万米ドルを調達した。

両社のパートナーシップは、Kredivo が必要に応じて2,000万米ドルの債務を利用できるというクレジットラインの形をとっている。

Kredivo は今回の資金を使って、現在は国内利用者が圧倒数を占める借主層を多角化させていく。

2ヶ月前には Telkomsel のベンチャー部門である Telkomsel Mitra Inovasi(TMI)と MDI Ventures から Kredivo が株式発行による資金調達(金額は非公開)を完了したばかりだ。

ジャカルタに拠点を置く FinAccel が所有・運営する Kredivo は、リアルタイムな審査で、e コマースでの購入や個人ローン向けの即時信用融資を行っている。e コマース利用者は、Kredivo 独自のシンプルな2クリック購入オプションで、POS 融資を使って楽しみながら買い物ができる。

Kredivo によると、過去18か月で四半期ごとに取引額が40%増加、借主数が35%増加しているという。

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Kredivo の理事 Umang Rustagi 氏は次のように語っている。

PFG のクレジットラインはこれまで当社が立ち上げてきた e コマース融資、個人ローン、オフラインローンのすべての製品ラインに活用していく予定です。

PFG のパートナー Jason Georgatos 氏は次のように語っている。

Kredivo は市場でも最もコストの低い貸し手であり、これまで見てきた中でも最高のリスク指標を持っているだけでなく、成長スピードも非常に速いです。

インドネシアはアジアでも最も信用に飢えた国の1つだ。クレジットカードを持っているのは人口の3%未満で、無担保で銀行から融資を受けられるのは5%に満たない。デジタル融資業界が成長してきたのにはこのような背景があり、銀行や従来の金融機関から融資を十分に受けられない人の受け皿になっている。P2P の融資モデルが業界の盛り上がりをけん引している。

2018年7月、Kredivo は Square Peg Capital がリードするシリーズ B ラウンドで3,000万米ドルを調達した。このラウンドには新たに MDI Ventures と Atami Capital も参加している。また、2017年10月には、NSI Ventures と Jungle Ventures が共同でリードしたシリーズ A ラウンドも実施している(調達額非公開)。

【via e27】 @E27co

【原文】

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