サッカー元日本代表・鈴木啓太氏率いるAuB、アスリートの腸内研究に基づいた複数菌サプリメントを発表——Makuakeでクラファンを開始

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2019.10.2

AuB 代表取締役 鈴木啓太氏(右)、取締役兼研究統括責任者 冨士川凛太郎氏(左)
Image credit: Masaru Ikeda

サッカー元日本代表の鈴木啓太氏が率いる腸内環境解析スタートアップ AuB(オーブ)は2日都内で記者会見をを開き、アスリート特有の腸内研究に基づいた複数菌素材「アスリート菌ミックス」を使ったサプリメント「AuB BASE(オーブベース)」を発表した。12月初旬から同社の EC サイト上で直販を開始する予定で、価格は1袋90粒入り(1ヶ月分)で2,728円(税込)。販売開始に先立ち、今日から「Makuake」でクラウドファンディングを開始した。

AuB は2015年10月の創業。香川大学、至学館大学、京都大学などとの共同で、アスリートに特有の腸内環境の研究を行ってきた。1,000 以上のアスリートの検体(大便)から腸内細菌の種類、数、構成データを機械学習する AI システムを開発。その結果、保有検体数の多いサッカー、ラグビー、陸上に限れば、腸内環境のデータにより92%の確率で、どの競技のアスリートかを判別できるまでに技術精度が向上したという。

AuB BASE
Image credit: AuB

AuB では研究成果をもとに、酪酸菌をメーンに29種類の菌を配合した「アスリート菌ミックス」を開発。これを主原料に、酪酸菌などの餌となるオリゴ糖、食物繊維成分、ビタミン、ミネラルを付与した AuB BASE を開発した。腸内細菌の多様化により腸内環境が整うことが判明していることから、AuB では主に30〜40代のスポーツ愛好家やビジネスアスリート(AuB では、通勤など日常的にハードな運動をしいられるビジネスパーソンをこう呼んでいる)を対象に販売するとしている。

AuB は先週、シリーズ A ラウンドで大正製薬、三菱 UFJ キャピタル、複数の個人投資家などから総額3億円を調達した。それ以前には2017年、日本クラウドキャピタルが運営する投資型クラウドファンディング・プラットフォーム「Fundinno」で個人投資家229名から3,430万円の調達に成功している。今回の腸内環境を整えるサプリメントを皮切りに、大正製薬との共同開発などを含め、筋肉増強や疲労回復などを意図したサプリメントの開発も進めていくとしている。

東京・日本橋のシェアラボ「Beyond BioLAB TOKYO」で、定温庫に保管された検体を確認する AuB の研究員
Image credit: AuB

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