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インドを本拠とするハイパーローカルデリバリ企業 Dunzo は、新規投資家の Lightbox がリードするラウンドで4,500万米ドルを調達した。既存投資家の Google のほかに、韓国の STIC Ventures とアメリカを拠点とする3L Capital も同ラウンドに参加した。
この最新ラウンドにより、1億8,000~2億米ドルの時価総額はさらに1,000万米ドル上乗せされる可能性があると、関係筋の情報として The Times of India 紙が報じている。

2015年に設立された同社は、ベンガルール、デリー、グルガオン、プネ、チェンナイ、ハイデラバードなどインドの主要都市で、中~大規模小売店と協力して日用品、食品、医薬品などの商品を配送している。
コマース事業以外にも、ニューデリー近郊やハイデラバードでバイクタクシーサービスも運営している。
記事によると、同社共同設立者兼 CEO の Kabeer Biswas 氏は、今回獲得した資金をテックプラットフォームのさらなる開発やコマース事業の拡大に活用すると述べた。
Biswas 氏はさらに、同社のコマース事業が全社に占める割合は約半分で、来年にかけてさらに増加すると述べた。
コマース事業が、プラットフォーム上での予定していない買い物につながっています。
Dunzo はコマース分野で Swiggy と競合している。Swiggy は、Naspers がリードするラウンドで7億5,000万米ドルを調達したとされる。
今年2月には、Swiggy Stores をローンチしてオンデマンドの商品配送サービスを開始した。このサービスでは、Swiggy のアプリを活用してオフラインの店舗から様々なカテゴリーの商品を配送する。その品目は概ね Dunzo の主要事業分野と重なっている。
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【via Tech in Asia】 @techinasia
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