Microsoftが今日、ニューヨークで開催したイベントで公表したものは驚くべきものだった。なんと折りたたみ式のSurface Neoに電話機能を備えた「Surface Duo」まで登場させたのだ。しかもこれ、WindowsではなくAndroidで動く。
Surface Duoの外観は丸くSurface Neoによく似ている。内部は360度稼働するヒンジが取り付けられており、前面カメラ(解像度はよくわからない)とデュアル5.6インチディスプレイ(展開時には8インチになる!)を備えている。ボディの裏側にはガラスにエッチングされたSurfaceロゴが鎮座しており、Qualcomm Snapdragon 855が採用されている。一方、背面カメラは見当たらない。
ソフトウェアはというと、DuoはGoogle Playストアにフルアクセスできる上、最近発表されたWindows 10Xの美しいカスタムスキンを備えている。OutlookやTeamsなどは、Duoの2画面を活用できるよう、多くのアプリが最適化されているようだ。例えばOutlookでは、一方の画面には受信トレイが表示され、もう一方の画面には作成画面が表示される、といった具合だ。Teamsでは、ミーティングルームは1つの画面にまとまっていて、もう1つの画面はドキュメント編集として使える。また、Duoにプリインされているウェブブラウザは2画面にまたがって使えるようになっている。
Microsoftの最高製品責任者であるPanos Panay氏によれば、Surface Duoがお目見えするのは2020年のホリデーシーズンらしい。彼はライバルであるGoogleとの強力なタッグをこう表現している。
「Googleと提携することで、Androidの最高の機能を1つの製品に統合することに成功しました。これは業界をリードするテクノロジーであり、次のイノベーションを起こしうる製品になるでしょう」。
DuoはSurface Laptop 3、Surface Pro 7、Surface Earbuds、Surface Pro Xを含む製品群のお披露目イベントの締めくくりに登場した。Panay氏はSurface Penやデュアルスクリーンを備えたキーボードなど、新たなカテゴリのデバイスを「Neo」と称している。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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