DuoはSurface Laptop 3、Surface Pro 7、Surface Earbuds、Surface Pro Xを含む製品群のお披露目イベントの締めくくりに登場した。Panay氏はSurface Penやデュアルスクリーンを備えたキーボードなど、新たなカテゴリのデバイスを「Neo」と称している。
フランスでは、こういった感情は人工知能に対する疑問のことになると特に際立っている。2018年4月、同国は国家 AI 戦略を明らかにし、中国とアメリカによる支配の脅威について市民に警鐘を鳴らした。
同文書には研究やスタートアップを促進させるための多くの方策が含まれていた。だが同時に、AI 開発とデータ収集を切り離そうとすることで、哲学的な態度も示した。テック大手の消費者向けサービスは機械学習の進歩のため、そして AI アルゴリズムを磨き上げるために、個人情報をかき集めている。しかしこのデジタルなお宝を入手しようとする過程において、こういった企業の多くがますます、プライバシー侵害の批判を浴びるようになってきている。
フランスは AI 開発とデータ収集を切り離したいと考えており、そのために一元的な保管所で匿名化されたパブリックデータを誰でも利用できるようにしたいとしている。要するに政府は、市民のデータやビジネスがクラウドに吸い上げられ、どこか他の場所で利用されるのを見たくはないのだ。
フランスと EU にとって、人工知能の要求に合致するデータポリシーは、それゆえに主権と戦略的自主性といった目的周辺に構築される必要がある。最初に、このバランスは崩れやすく、またこの目的にはビジョンが必要であると宣言されるべきである。それでも、中国とアメリカの大手の「デジタル植民地」となることを避けることができるよう、フランスとヨーロッパにおける人工知能開発のためには前もって必要なことである。
この推進の一部として、国営銀行である BPIFrance と、フランスのスタートアップの支援と促進を監督する機関 La French Tech は、「The Next 40」と呼ばれるリストを発表した。その目的は同国で最も成長の速いスタートアップに光を当てて海外の投資家の注意を引き、また同時にフランスの悪名高いお役所仕事の迷宮を道案内することである。マクロン氏は2025年までに同国が25社のユニコーンを持てるようにしたいとしている。
AuB は2015年10月の創業。香川大学、至学館大学、京都大学などとの共同で、アスリートに特有の腸内環境の研究を行ってきた。1,000 以上のアスリートの検体(大便)から腸内細菌の種類、数、構成データを機械学習する AI システムを開発。その結果、保有検体数の多いサッカー、ラグビー、陸上に限れば、腸内環境のデータにより92%の確率で、どの競技のアスリートかを判別できるまでに技術精度が向上したという。
AuB BASE Image credit: AuB
AuB では研究成果をもとに、酪酸菌をメーンに29種類の菌を配合した「アスリート菌ミックス」を開発。これを主原料に、酪酸菌などの餌となるオリゴ糖、食物繊維成分、ビタミン、ミネラルを付与した AuB BASE を開発した。腸内細菌の多様化により腸内環境が整うことが判明していることから、AuB では主に30〜40代のスポーツ愛好家やビジネスアスリート(AuB では、通勤など日常的にハードな運動をしいられるビジネスパーソンをこう呼んでいる)を対象に販売するとしている。
AuB は先週、シリーズ A ラウンドで大正製薬、三菱 UFJ キャピタル、複数の個人投資家などから総額3億円を調達した。それ以前には2017年、日本クラウドキャピタルが運営する投資型クラウドファンディング・プラットフォーム「Fundinno」で個人投資家229名から3,430万円の調達に成功している。今回の腸内環境を整えるサプリメントを皮切りに、大正製薬との共同開発などを含め、筋肉増強や疲労回復などを意図したサプリメントの開発も進めていくとしている。