AIで営業行動や売上を予測する「Senses」運営が3.7億円調達、導入企業は1300社に拡大

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人工知能で営業を支援するツール「Senses(センシーズ)」提供のマツリカは10月30日、DNX Ventures、NTTドコモ・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル、いよぎんキャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は3億7000万円で出資比率などの詳細は非公開。なお、今回の調達ラウンドはシリーズBで2019年中のクローズを目指す。

Sensesは、カード形式で感覚的に案件管理ができる営業支援ツール。蓄積された情報からAIが営業の成功・失敗事例を解析して、いつ・誰に・何を・どのように行うかをアシストしてくれる。

<参考記事>

今年4月には2016年4月の提供開始から約3年間で利用企業が1000社を突破したことも公表しており、そこから半年経過した10月時点で導入社数は1300社まで拡大している。

今回の調達でSensesのAI機能開発をさらに進め、機械学習や深層学習による営業行動予測や売上予測などを強化する。また、営業面においてはドコモやいよぎんキャピタルなどと協力して地方展開も加速させる。

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