中国向け越境ECやマーケティング運営のトレンドExpress、シリーズBラウンドで7億円を調達——日本郵政キャピタルがリード

SHARE:

<29日15時更新> 赤字部を修正。

中国を中心に消費者ビッグデータを元にしたマーケティングや越境 EC を運営するトレンド Express は28日、シリーズ B ラウンドで7億円を調達したことを明らかにした。このラウンドをリードしたのは日本郵政キャピタルで、既存投資家の DNX Ventures も参加した。なお、これら以外に参加した投資家の名前については明らかにされていない。

トレンド Express では、調達した資金を使って、消費者ビッグデータを元にした新規プロダクトの開発や人員強化、越境 EC 事業の加速、M&A 等を推進するとしている。

トレンド Express は2015年11月の設立。、ホットリンク(東証:3680)の新規事業としてローンチし、2017年1月に分社化された。中国の SNS などのクチコミビッグデータから抽出した消費者インサイトに基づく分析サービスやプロモーションサービスを通じ、ナショナルブランドを中心とした日本企業約300社の中国進出、中国でのマーケティング活動を支援してきた。2016年には、ビッグデータ事業を行うホットリンク(東証:3680)にグループ入りした。

同社は昨年、日本在住の中国人ソーシャルバイヤーをプラットフォーム化した越境 EC サービス「越境 EC X(クロス)」をローンチ、今年に入り、中国内陸部の小売企業と事業提携し、OMO(Online merged offline)市場へ参入している。

via PR TIMES

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する