
Image credit: Masaru Ikeda
ホバーバイクの開発などで知られるエアモビリティスタートアップ A.L.I. Technologies は28日、直近のラウンド(ラウンドステージは不明)で総額23.1億円を資金調達したと発表した。このラウンドに参加したのは以下の15社。
- 西部ガスグループ・SGインキュベート
- ふくおかフィナンシャルグループ
- 三井住友海上キャピタル
- オプトベンチャーズ
- JR 西日本イノベーションズ
- トラスト・テック
- 京セラ
- サファイア・キャピタル
- 新生企業投資
- テックアクセルベンチャーズ
- 日本アジアグループ
- ちばぎんキャピタル
- 三菱電機
- 三菱日立パワーシステムズ
- 山梨中銀経営コンサルティング
同社では今回調達した資金を使って、ホバーバイク「XTURISMO LIMITED EDITION(以前は正式名称が未発表で Speeder とされていた)」の開発と販売促進、産業用ドローンの開発や操縦士提供サービスの事業成長、演算力のクラウドシェアリングサービス「Bullet Render Farm」の追加開発やマーケティングを加速する。
A.L.I. Technologies は2016年10月の設立(当時の社名は Aerial Lab Industries)。2018年3月には本田圭佑氏の個人ファンド「KSK Angel Fund」、同年5月にはセガサミーホールディングス、名古屋鉄道、中日本航空、アイビス・キャピタル・パートナーズ、千葉道場から資金調達している(いずれも調達額は不明)。
小型産業ドローン事業を展開する Liberaware やディープラーニング向けGPUクラウド「GPU EATER」運営の Pegara への出資、ドローン人材募集サイト「SkyAgent(スカイエージェント)」運営のドローンデパートメントの子会社化など、ドローン関連スタートアップへの出資や買収なども目立つ。
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via PR TIMES
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