月次成長40%と拡大中、クラウド受発注「CONNECT」のハイドアウトクラブが1.2億円調達

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ハイドアウトクラブ代表取締役の田口雄介氏

クラウド受発注プラットフォーム「CONNECT」を運営するハイドアウトクラブは11月22日、第三者割当増資による資金調達を公表した。引受先になったのはGMO VenturePartnersとジェネシア・ベンチャーズ。調達した資金は1億2000万円。出資比率などの詳細は非公開。

CONNECTは主に飲食店や小売店などの受発注を効率化してくれるクラウドサービス。従来FAXや電話などで商品の注文、受注をしていた事業者の作業をスマホとウェブでデジタルに置き換えることができる。

<参考記事>

今年3月の公開以降、飲食・食品を中心にビジネス用品やメガネ、理美容品などの小売事業者で利用が広がり、8月からは試用期間を経て全社導入になるなどのケースが相次いだ。結果的に発注側の注文件数が月次で40%増と拡大しており、9月時点での発注商品点数は12万点となった。(2018年の夏にβ版をリリースしてから3月までの累計発注数は15万点)

発注側の利用は無料で、より高機能な有料のビジネスプランは現在準備中。受注側はサービスを利用できる管理者の数と受注件数によってプランが変わる仕組み。同社は今回調達した資金でサービスの機能改善も目指す。具体的には受注から出荷、請求までの一括管理やAIによる商材の需要予測、音声発注などに取り組む。

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