企業の人材採用に特化したミートアップ掲載プラットフォーム「Meety」がローンチ、XTech Venturesからシード資金を調達

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左から:XTech Ventures ジェネラルパートナー手嶋浩己氏、Meety 代表取締役 中村拓哉氏、XTech Ventures パートナー 波多江直彦氏
Image credit: Meety

東京を拠点とするスタートアップ Meety は6日、企業の人材採用に特化したミートアップ告知・掲載プラットフォーム「Meety」をローンチした。また同時に、シードラウンドで XTech Ventures から資金調達したことも発表した。調達金額は明らかにしていないが、関係者の話を合わせると数千万円程度と見られる。

Meety は今年5月、以前 Speee で人事採用などを担当していた中村拓哉氏(現 CEO)や、中村氏のかつての同僚でエンジニア採用に従事していた渡邉浄真氏(現 CTO)より設立。プラットフォームの Meety は、企業に対し、人材採用に特化したミートアップの告知・掲載機能と、それに付随した Talent CRM(候補者管理)機能を提供する(Talent CRM 機能は2020年公開予定)。

IT 業界では人材難が深刻する中、よりカジュアルな採用方法が人気を呈している。昨年11月、Wantedly は採用候補者向け正式選考過程前会社訪問サービス「Wantedly Visit」にミートアップ機能を追加、従来方法の数倍の CVR を記録しているとされる。今年初めにもカジュアルな流れで潜在的な転職候補者を企業につなぐ「Spready(スプレディ)」を紹介したのは記憶に新しい。

ミートアップだと、会社の中の雰囲気や、経営陣が社員とどういう付き合い方をしているかなど、キャラクタなども伝わりやすい。Meety では小規模、5人くらいでカジュアルに語ってみませんか? といった集まりにフォーカスしている。(中村氏)

Image credit: Meety

connpass や Peatix など、勉強会やイベントを開催し人を集めるためのプラットフォームは多く存在しているが、採用という観点から考えるとユーザから取得可能な情報項目が少なく、Google Form などで外出しで情報を取得しているケースも散見される。採用に必要な項目をイベント集客時に取得し、CRM(予定)で一元管理できるのも Meety の特徴だ。

出会いを小規模なミートアップにすることで、企業側と候補者の双方にメリットがある。企業と候補者のコミュニケーションが密になり、必ずしもキャリアの長い人材でも気軽に参加しやすい。人毎の理解度も散らばりにくいので、同じ目線で深い話ができる。また、小規模だと企業側も事前のイベント準備が簡素化され、ミートアップを気軽かつ頻繁に開催できる。(中村氏)

中村氏によれば、Meety は当初、〝人材採用版の Marketo〟〝人材採用版の Salesforce〟を目指していたものの、管理ツールよりはむしろ、人材が流動する環境の底上げをしないと機能しないと考え、〝人材採用版のミートアップ〟に行き着いたのだそうだ。候補者にとってはイベントにエントリしたときに誰と会えるかがわかり、企業側にとっては会いたい人にだけレスポンスを返す運用にすることで、サービス利用にあたってのハードルを下げている。

Meety では6日のサービスローンチに合わせ、同プラットフォームを使う IT 企業やスタートアップ31社をローンチパートナーとして公開した。これらの企業が人事採用を念頭においたミートアップ企画が Meety 上で確認できる。

Meety のローンチパートナー31社
Image credit: Meety
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