アメリカ市場での事業拡大を目指すことを目的に、グローバル開発体制を構築するために投資する予定。また、久夛良木健氏を社外取締役として招聘し、Facebook News Feedのインフラ責任者を務めたYoulin Li氏がVice President of Engineering, Backend System and Foundationとして5月から参画することが決まっている。
ピックアップ:Tesla Cybertruck will get up to 500 miles of range and start at $39,900 ニュースサマリー:電動自動車メーカーのTeslaは11月22日、ロサンゼルスで行われたイベントにて電動ピックアップトラック「Cybertruck」を発表した。Cybertruckは、まるでSF映画に登場するかのような見た目を特徴とし、大きな反…
サイトビジットは25日、オンラインで編集から締結まで完了する定型契約締結クラウド「NINJA SIGN(ニンジャサイン)」の正式ローンチを発表した。7月にβローンチしていた NINJA SIGN が正式サービスに移行し、12月9日から有償となる Pro 版の販売が開始される。 正式ローンチにあわせ、日本テレビの番組「行列のできる法律相談所」への出演で知られる弁護士・北村晴男氏を起用した CM も展…
Image credit: Sight Visit
サイトビジットは25日、オンラインで編集から締結まで完了する定型契約締結クラウド「NINJA SIGN(ニンジャサイン)」の正式ローンチを発表した。7月にβローンチしていた NINJA SIGN が正式サービスに移行し、12月9日から有償となる Pro 版の販売が開始される。
正式ローンチにあわせ、日本テレビの番組「行列のできる法律相談所」への出演で知られる弁護士・北村晴男氏を起用した CM も展開されることが明らかになった。「ビジネスを影で支える」をテーマに名付けられた NINJA SIGN になぞらえ、北村氏は忍者に扮してサービスの PR を行う。CM はタクシー車内と映画幕間で放映される予定で、25日都内で開催されるイベントで公開される。
NINJA SIGN は、定型契約書の編集、新規作成、通知、締結、管理をクラウド上で完結することができる業務効率化 SaaS だ。ユーザが恒常的に使っている契約書をアップロードすると Google Doc ファイル化され、「甲」「乙」をはじめとする部分を可変にしテンプレート化することができる。労働契約や雇用契約など、複数者と同一内容で契約する場合などに作業の効率化が期待できる。
話が進むにつれ、Starchain Capital は、スタートアップ向けのアドバイザリーや教育活動を行う The Family の共同設立者 Oussama Ammar を招聘した。The Family は、Dune Studios や Starchain とともに、The Garage の共同設立者だ。そして、多くの点で、The Garage は The Family を中心にモデル化されるだろうと Paglinno 氏は語った。
パリに開設されたブロックチェーンインキュベータ「The Garage」 Image credit: The Garage
Dune Studios がオープンソースネットワーク用のアプリ設計を行う営利企業となるのに合わせ、Dune プロトコルの主要な開発者は The Garage に移る予定だ。Paglino 氏の Starchain Capital も The Garage 内に移転する。
The Garage のミッションの多くは、大企業にブロックチェーンを採用するよう説得することだ。The Garage の1階は基本的に、誰しも正式に参加しなくても立ち寄れるオープンなコワーキングスペースだ。The Garage は、ここで働くスタートアップにプロダクト、戦略、PR アドバイスも提供する。
さらに正式には、The Family のモデルと同様に、トレーニング教育サービスや大企業向けの有料コンサルティングが提供される。
The Garage はフランスとヨーロッパに焦点を当てつつも、あらゆる場所出身のスタートアップに開かれた存在になるだろうと、Paglino 氏は語った。この活動は言うまでもなく Starchain Capital が投資先となり得る有望スタートアップを探すのにも役立つだろう。
ピックアップ: How Kevin Systrom Created Instagram Instagramの従業員第1号がエンジニアではなく、コミュニティマネージャーであった話は界隈では有名な話です。従来、シリコンバレーのテック企業はエンジニアを積極的に初期から雇い、製品開発を進める傾向にあると思われますが、Instagramはユーザーコミュニティを初期から重視しました。それはなぜでしょう? ピッ…
写真を投稿した直後に見知らぬ人からリアクションが来るAhaモーメントの仕組みを初期から確立させた点は秀逸です。こうしたAhaモーメントは「Moment of Truth」とも呼ばれます。
たとえばAirbnbはユーザーがホスト宅の玄関を開けた瞬間に「Moment of Truth」を設定。ウェブサイトで見た写真と、実際に見るホスト宅の雰囲気が目の前で同期される瞬間。この瞬間にユーザーの期待値を越えることができれば、ユーザーを長くプロダクトの虜にできますし、サービス提供価値を理解したコアユーザーになる可能性が非常に高くなります。
InstagramはこのMoment of Truthの設定を「写真投稿直後のリアクション」に置いていたと思われます。この点、前述したアンバサダーが一役買います。コアユーザーである彼らが積極的にリアクションを返すことで、初期ユーザーを自然とバイラルループへと巻き込ませる仕組みを完成させていたのです。
コミュニティマネージャーはMoment of Truthをユーザーに浸透させ、非連続的な急成長スピード感でユーザー数を爆発的に伸ばすためにシリコンバレーを駆け回ったと思われます。単にランダムに声をかけてユーザーを囲うのではなく、Ahaモーメントを感じさせるという自分たちの期待する結果を念頭に働いていたはずでしょう。