農薬の研究開発「アグロデザイン・スタジオ」、リアルテックファンドなどから資金調達

SHARE:

84

創薬型の農薬スタートアップ「アグロデザイン・スタジオ」は1月16日、リアルテックファンド、インキュベイトファンドなどから資金調達を実施してことを公表している。シードラウンドでの調達でファーストクローズは完了しており、締切済みのセカンドクローズで総額1億円を調達する。

同社は、東京大学や国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構で新規農薬の研究開発を行っていた西ヶ谷有輝氏によって2018年3月に設立された農薬スタートアップ。現在は、「撒くと環境汚染が減り作物の成長がよくなる硝化抑制剤」、「特定の害虫を選択的に退治する殺虫剤」などの複数の農薬の開発を進めている。

今回の資金調達額約1億円に加え『農水省令和元年度農林水産業等研究分野における大学発ベンチャー起業促進実証委託事業の助成金』と『日本財団ソーシャルイノベーションアワード優秀賞受賞による活動奨励金』をもとに研究開発を加速させる。具体的な資金使途としては、開発中の複数の農薬候補剤の改良および温室試験や安全性試験を行う。加えて、チームメンバーの強化を行うとしている。

via PR TIMES

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録