エシカル消費に自然回帰ーー2020年要注目トレンド「Pinterest 100」

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新しいアイデアやインスピレーションを得られる画像検索アプリ「Pinterest」は12月11日、カテゴリ別のアイデアを紹介する年刊レポート「Pinterest 100」を発表した。カルチャーの動きと消費者行動の変化を示す 10 のテーマに分けてトレンドがまとめられている。

検索増加率は2017年8月から2019年7月までのグローバル検索数と、同時期の翌年検索数を比較し、検索数が目立って多く右肩上がりの上昇を見せている100件のトピックを特定し、テーマに基づいた10個のカテゴリーに分類したもの。

ジェンダーにとらわれない

ジェンダーニュートラルな人称代名詞からユニセックスな子供部屋まで、多様なジェンダーアイデンティティが受け入れられる時代になっており、日々の暮らしから特別なイベントまで、ジェンダーレスな選択を求める人が増えている。高まるニーズに対し、世界中の企業が性別のラベルや典型的な男女を表す色を用いないジェンダーレスでインクルーシブな製品に取り組んでいる。

  • ジェンダーレスな名前:どんなジェンダーでも使える名前を子供につける人が増えている(ジェンダーレスな名前リスト:検索増加率 +301%)

エシカル消費 

消費者は自らの行動の影響を考えるようになり、エシカルな消費をする傾向が強まっている。よりサステイナブルなものをより少量利用するようになり、ごみを減らすように意識している。

  • エコな代替え製品:エコな暮らしは意外と簡単。プラスチックの代わりにガラスの容器のものを買ったり、ペーパーナプキンの代わりに布製のナプキンを使うだけでも、大きな違いが生まれる(エコな代替製品:+172%)

バランスを見つける

「ウェルネス」という言葉からは、贅沢なスパやリラックスするための休暇などを連想するかもしれない。だが、不安やストレス、倦怠感を解消するための簡単な習慣が検索されていることから、来年、ウェルネスはもっと毎日の生活で実践できるものとして考えられるようになるだろう。

  • ソーシャルメディアデトックス:誰かの投稿に「いいね」する手を休めて、自分が「いいね」と思えることをしてみよう(ソーシャルメディア・デトックス:+314%)

居心地のいい家づくり

いつでも帰りたくなる、居心地のいい自宅。最近では、オフィスやジムはもちろんのこと、噴水も取り入れたオアシスの役割も担っているようだ。最新のテクノロジーと働き方の多様化が進み、家から仕事をするのが簡単な時代になっていることから、インテリア、アスレジャー、デリバリーサービスなどの業界が躍進している。

  •  屋内噴水:屋内に池や噴水、滝を置けば、穏やかな水音に心が癒される(屋内噴水:+917%)

世界中から刺激を受ける

世界中の人々が各文化の影響や伝統を交換し合い、世界はどんどん小さく感じられるようになっている。海外の文化に触れるのにパスポートは要らない時代。職人やシェフに限らず、世界中の誰もがデジタルメディアを駆使して自分たちのことを発信している。その文化や伝統は世界中に伝わり、他の国の誰かが新しいことに挑戦するきっかけとなっている。

  • スペイン風バスルーム :アーチやタイルの装飾が魅力のスペイン風バスルームに注目が集まっている(スペイン風バスルーム:+309%)

溢れるペット愛

飼い主たちは、ペットを家族の一員として扱っている。中には人間の家族よりも大切にされているペットも。新鮮な材料を使ったドッグフードからペット用の遊び場、猫用のファッションブランドまで登場している。晩婚化が進んでいる中、ミレニアル世代はふわふわのペットをパートナーとして選んでいる。

  • ペットリゾート:ふわふわの相棒とともに、贅沢な滞在を満喫しよう(ペットリゾート:+260%)

レスポンシブル・ツーリズム

新しい土地への旅行を楽しみながらも地球への影響を抑える方法を考える人たちが増えていることから、他の業界同様、旅行業界にもエコ・コンシャスの波が来ている。自分たちの旅行が地球環境にどんな影響を与えているのかを考え、より地球に優しい移動手段を選択したり、遠出をやめて近場でのステイケーションを選択する旅行者も出てきている。文化的な影響を配慮する旅行者も増えており、混みすぎている人気の観光地を避け、有名ではないけれど文化的に意義のある体験ができる観光スポットを選択する人が出てきている。

  • 自然を満喫する休暇:ツリーハウスやバイオドーム、エコロッジなど、エコを感じる宿泊先のアイデアを見てみよう(エコツーリズム 建築:+31%)

自然と触れ合う

座りっぱなしのデジタル生活から解放されるには自然と触れ合うのが一番。大自然の景観を楽しむのもいいが、サバイバルスキルを身につけたり、トレーニングをしたり、アウトドアを趣味にする人もいれば、室内に観葉植物を置くだけで気分転換になる人もいる。

  • ブッシュクラフト:火起こしから空き缶を使ったパン作りまで、家族みんなでサバイバルスキルを楽しもう(ブッシュクラフト:+1069%)

宇宙ブーム

人類初の月面歩行から半世紀が経ち、ついに宇宙旅行が現実味を帯びてきた。2020 年ローンチの可能性に向けて数々の企業が準備を進める中、宇宙に思いを巡らせる人が増えている。STEM 教育(科学・技術・工学・数学)が注目され始めたことも、宇宙ブームの追い風となっている。

  • STEM 教育のアクティビティ:子供たちが憧れる宇宙を使って、STEM スキルを学ばせよう(STEM 教育:宇宙テーマのキッズアクティビティ:+135%)

90 年代ブーム再燃

ハイファッションのランウェイからレトロなデバイスまで、あらゆるカテゴリで 90 年代関連のアイテムを見かける。多くの人にとって、ウキウキとした気分に満ちた時代を懐かしむリバイバル現象である。大人になったミレニアル世代が楽しかった時代を思い出し、共通の経験を通じて絆を深めている一方で、90 年代カルチャーに初めて触れる Z 世代は、トレンドにこの世代らしいテイストを加えている。

  • ブレイズヘア:ボックスブレイズなどのヘアスタイルの人気が再燃している (90 年代ブレイズヘアスタイル:+329% )

via PR TIMES

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