英語学習アプリの「POLYGLOTS(ポリグロッツ)」を開発するポリグロッツは15日、シリーズ B ラウンドで1億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、人材育成コンサルティングファームのセルム、ディップ(東証:2379)、ベンチャーキャピタルの PE&HR。ポリグロッツにとっては、シードラウンド(1回目、2回目)、シリーズ A ラウンド(1回目、2回目)に続くもので、累積調達額は2億4,000万円となる。
ポリグロッツは2014年に「POLYGLOTS」、2015年7月に「MONDO」をそれぞれローンチ。POLYGLOTS は、BBC、The Japan Times、Techcrunch、Asahi Shimbun、JIJI PRESS NEWS など英文ニュースメディアとの提携により、時事ネタを使った言語学習ができるのが特長。現在130万人のユーザを擁している。
認知バイアスを取り除き、従業員のトレーニングやモニタリングに役立てることができる企業向けサービス「UpSighter(アップサイター)」を開発・提供するコグニティは15日、シリーズ B ラウンドで1.9億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、XTech Ventures と求人サイトや AI.Accelerator 運営のディップ(東証:2379)。コグニティにとって、今回の調達は2017年12月に実施したプレシリーズ B ラウンドに続くもので、これまでの累積資金調達額は5億円に達した。
コグニティは、代表取締役の河野理愛氏が学生起業、ソニーのビジネス戦略部門や DeNA を経て2013年に設立。UpSighter は、スピーチ、セールストーク、プレゼンテーションなどを解析・数値化し、より人に伝わりやすいコミュニケーションを提案するサービスだ。セールスパーソンのトレーニングなど、これまで外部コンサルに頼るしかなかった人材開発のシーンで、大企業から多くの支持を得ている。
みずほ銀行をはじめとする金融機関、中小商社、不動産会社などセールスパーソンが多く在籍する企業が導入。UpSighter としての自社ブランド販売に加え、エムスリーが MR(医薬情報担当者)向けに 「MR Insighter」、CRM コンサルティングのスマートウィルが「AI スマートトーク」として OEM 展開するなどホワイトブランド戦略も功を奏した。金融業界向けの「UpSighter for Finance」、河野氏の NHK Eテレ「プロのプロセス」出演をきっかけに開発したピッチ解析 SaaS「 UpSighter for プレゼン!」など機能特化版や限定版も高評価を得ている。
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