IoTで遠隔の「心臓リハビリ」を実現するリモハブ、大阪大学ベンチャーキャピタルなどから2.7億円を調達

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Image Credit: Remohab

遠隔心臓リハビリテーションシステムの開発をするリモハブは1月20日、大阪大学ベンチャーキャピタルをリードに、ハックベンチャーズ、信金キャピタル、池田泉州キャピタルおよび三菱UFJキャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は総額2億7000万円で、同社の累計資金調達額は約3億2000万円となる。調達資金は今春から開始する治験準備や新医療機器としての薬事申請のための医療機器システム開発に使われる。

同社は、IoT技術を活用することで実施率が低い「心臓リハビリテーション」を在宅にて可能にする遠隔システムを開発している。システムは患者の負荷状態をモニタリングアプリを搭載したタブレットと、心電波形を取得するウェアラブル心電計、IoT化させたスマートエルゴメーターで構成されている。クラウドを介して在宅から生体データを医療機関に遠隔送信し、医療機関からはデータを元にした指導・管理を実施する。

via PR TIMES

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