Spotifyの有料会員爆増、その裏にあるのは“Podcast効果”

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Spotify on the NYSE
Image Credit: NYSE

Spotifyの2019年第4四半期の財務指標とユーザー指標が発表され、月間アクティブユーザー(MAU)の合計が2億7,100万人に増加したことがわかった。昨年同期の2億700万人から31%前四半期の2億4800万人から9%増加した。

さらに、音楽ストリーミングの大企業であるSpotifyは、有料プレミアムサブスクライバー数が1億2,400万人に達し、前年比(YoY)で29%、四半期比(QoQ)で10%増加したと報告。これは広告を聴く必要のある無料ユーザーに対する有料ユーザー比率で約45%を維持していることを意味する。

財務面では、Spotifyの収益は18億6,600万ユーロ(20億ドル)で、前年同期比で24%、前年同期比で7%増加。加えて、昨年の9,400万ユーロ(103百万ドル)の営業利益と前四半期の5,400万ユーロ(6,000万ドル)に対し、今期は77百万ユーロ(84百万ドル)の営業損失を計上した。 最近の利益低下の一因は、主に社会的費用(給与税)が「予想よりも高い」増加によるものであり、営業費用の前年比80%の増加に起因すると考えている。

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Podcast効果

特筆すべきなのは、これがSpotifyの四半期単独で最大のプレミアムサブスクライバー数の純増であり、最も急速に1,000万人の有料ユーザーを追加した点であろう。

Podcastは、Spotifyの成長戦略でますます重要な役割を果たしている。Podcastの成長は買収を通じて独占コンテンツを作成できていることを含む。 2019年第3四半期にSpotifyは、ユーザーの14%が第4四半期にPodcastを聞いていると述べた。この数字は最終的に、最終四半期で16%に増加。さらに、Podcast全体の消費時間は前年比で200%増加したが、これはアプリ内でPodcastと音楽をより明確に分けるなど、Podcastメディアに対するSpotifyの多大な賭けの結果である可能性がある。

Spotifyは以前、Podcastが無料ユーザーをプレミアムサブスクライバーに転換する主要なドライバーである可能性が高いと述べており、Podcastを聴く人は単に押し付けがましい広告を好まない可能性があることがわかる。Spotifyの担当者はこのような見解を示している。

「Podcastコンテンツの消費に起因する、エンゲージメント、リテンション、無料ユーザーからプレミアムへのユーザー転換に大きなメリットがあることを示す証拠が増えています。私たちは、数百に及ぶリテンションを左右するポイントを見てきました。そこで、リテンションしていないユーザーと比較して、Podcastのような会話コンテンツを好むユーザーの方がリテンション曲線上で重要な変化をもたらすことを知りました。時間が経つにつれてプレミアムに変わる可能性が高くなるのです」。

Spotifyは今後12カ月、Podcastにより多くの投資を行う予定であることは間違いない。担当者はこう続ける。

「Podcastとテクノロジーへの投資への投資を加速するという決定は、当社の戦略が具体的な結果をもたらしているという信念の表れであると見なされるべきです」とSpotify担当者は語る。 「特にPodcastのメリットを中心に、データに対する信頼性がさらに高まりました。その結果、2020年は投資の年になります」。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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