WhatsAppが20億ユーザー突破、2年ごとに約5億人追加

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WhatsAppは2月12日に20億ユーザーを突破したと発表し、2年前に発表されたユーザー数を更新した。

Facebookが2014年にWhatsAppを200億ドル近くで買収した際、同メッセージングアプリは4億5,000万人のユーザーを獲得していた。これは独立企業としては十分に印象的であったが、WhatsAppは買収以降も力を増してきており、2016年初頭に10億ユーザー2年後には15億ユーザーを達成した。なお、Facebookが20億ユーザーのマイルストーンに到達するまで、数値報告を保留していた。

WhatsAppが2年ごとに約5億人の新規ユーザーを獲得していることがわかった。メインであるFacebookアプリは2017年に20億ユーザーを突破しているが、あるレポートによると、WhatsAppはFacebookよりも頻繁に利用されていると報告されている。

Facebookで全ての人と自分の詳細を共有することにうんざりしているユーザーも増えており、明らかな傾向として少人数グループチャットや1対1の会話を望むようになっている。これはマーク・ザッカーバーグ氏がFacebookをプライバシー重視の企業として位置付けようとしている理由の1つであり、約6年前にWhatsAppを買収するように動いた理由でもある。

ちなみにFacebook Messengerは2017年9月に13億ユーザーを達成し、Instagramは翌6月に10億ユーザーを突破。 Facebookはそれ以降、アプリの各ユーザーベース情報を更新していない。

FacebookがWhatsAppの20億ユーザーによる収益手法を模索している間、Facebook、Messenger、WhatsApp、Instagramなどのさまざまなアプリを同じインフラストラクチャの下で統合するために動き続けている。また、WhatsAppが既に提供している機能であるアプリスイート全体にエンドツーエンドの暗号化を追加することも計画している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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