中国Bytedance(字節跳動)、リモートワーク追い風にG Suiteの競合サービス公開へ【報道】

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「Lark(中文名:Feishu=飛書)」
Image credit: Bytedance(字節跳動)

Bloomberg は10日、Bytedance(字節跳動)がエンタープライズ向けメッセージングアプリLark(中文名:Feishu=飛書)」のメジャーアップデートを今月すぐに準備し、Google のオフィスコラボレーションキット「G Suite」と似たようなものになるだろうと伝えた。

重視すべき理由:Bytedance は、短尺動画アプリ「Douyin(抖音)」やニュースアグリゲータープラットフォーム「Jinri Toutiao(今日頭条)」を超えた、新しい収益源を積極的に模索している。エンタープライズ向けサービスは、同社の将来の計画においてますます重要な役割を果たす。

  • データプラットフォーム「Statista」によると、グローバルコラボレーションソフトウェア市場は2019年に114億米ドルの収益を上げ、2023年までに136億米ドルに成長すると予想されている。
  • 現在、グローバルコラボレーション市場は、Microsoft、Google、Slack などが支配している。中国では「DingTalk(釘釘)」を運営する Alibaba(阿里巴巴)と「WeChat Work(企業微信)」を運営する Tencent(騰訊)が最大のプレーヤーである。

詳細情報:Bytedance は Lark をアップデート、クラウドベースのファイル管理とドキュメントおよびスプレッドシートの編集に焦点を合わせる予定。Bloomberg によると、今月中に中国で公開を開始する予定だという。

  • 現在、Lark アプリはメッセージング、ファイルストレージ、ビデオチャットなどの機能を提供。これらの機能は Slack に似ている。

背景:昨年4月、北京に拠点を置く Bytedance は、海外市場で Lark の提供を開始。 2019年末までに、チームの規模を1,000名にまで拡大する計画であると報告された

  • 中国企業が従業員に在宅勤務を奨励した新型コロナウイルスの流行の中、リモートワークアプリは中国市場で注目を集めたSensor Tower のデータを引用したレポートによると、Lark は2月に中国の App Store で22,000件以上ダウンロードされるピークを迎えた。
  • 3月初め、中国で最も人気のある Tencent のメッセージングアプリ「WeChat(微信)」は、アプリ内で Lark へのリンクをブロックし始めた。ユーザは Lark リンクを手動でコピーしてブラウザに貼り付けてアクセスする必要がある。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】