韓国のソーシャルコマース大手「Coupang(쿠팡)」、NASDAQ上場に先立ち韓国eBayを買収との噂——ソフトバンクビジョンファンドも協力か

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Image credit: Coupang

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Coupang(쿠팡)」が、韓国 eBay を買収するかもしれないとの噂が浮上した。Coupang は2010年、キム・ボムソク(김범석)氏によって設立されたソーシャルコマースプラットフォーム。同社は 2021年のNASDAQ への上場を目指し、会社規模の拡大に動いているとされる。

韓国のハナ金融投資は、Coupang の最大株主が韓国 eコマース最大手の韓国 eBay の支配持分を獲得する可能性を分析した。韓国 eBay は、Qoo10 の前身となった「G-Market」、ライブショッピングの「G9」、オークションサイトなどを運営しているが、親会社である eBay アメリカ本社は韓国 eBay の株式を、約5兆ウォン(約4,470億円)で100%売却することを決定している。韓国 eBay の買収元には、ロッテや新世界(シンセゲ)など百貨店や小売大手の名前も上がっていたが、そこに Coupang の名前が加わった形だ。

Coupang は韓国 eBay の株式を獲得することで、市場シェアを現在の推定13%から30%にまで拡大できる。Coupang はこれまでに、ソフトバンクから10億米ドルソフトバンクビジョンファンドから20億米ドルを調達しているが、韓国 eBay の買収には資金が足りないため、ソフトバンクビジョンファンドがその出資者であるサウジアラビアの政府系ファンドを説得し、追加資金を確保する可能性を関係者は推測した。

最近のコロナウイルス流行も Coupang の業績拡大に追い風となっている。注文取扱量は、昨年末の220万件/日から今年2月中旬には300万件/日までに拡大し、生鮮食料品や日用品など利幅の薄い商品の取扱が増えた。

一方、韓国の SK 証券は、Coupang がアメリカの株式市場に上場すれば、WeWork の事例で証明されたように、赤字を抱えたユニコーン企業に対する「保守的なバリュエーション基準」が適用されるだろうと分析している。

via 日曜新聞(일요신문)