今回、新たに当該ラウンドへの参加を表明した投資家は、ソニーネットワークコミュニケーションズ、Sony Innovation Fund by IGV(Innovation Growth Ventures)、加賀電子(東証:8154)、リバネスキャピタル、15th Rock Ventures。なお、当該調達金額にはみずほ銀行、三井住友銀行、商工中金、きらぼし銀行、千葉銀行、武蔵野銀行からのデットファイナンスが含まれる。
ソニーネットワークコミュニケーションズと Sony Innovation Fund からの調達を受けて、Sun* はソニーグループが持つ要素技術を活用した将来有望となる新規事業やサービス開発で協業する。
「Human augmentation(人間拡張)」領域に特化するファンド 15th Rock Ventures は、「Spirete(スピリート)」というスタートアップスタジオを運営しており、スタートアップスタジオを運営する Sun* と事業連携で協力する。
Sun* では以前から、ハノイ工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ダナン工科大学などと組んで学生の人材養成を行っている。人材が欲しい IT 企業にスポンサードしてもらう形で、学生は特別な授業料を必要とせず、即戦力になる最新の IT スキルを Sun* が提供する5年間にわたる講座を通じて習得することができるというものだ。最近では、インドネシアのガジャ・マダ大学、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)など東南アジア全域へと活動範囲を広げ、近い将来、南米でも同様のイニシアティブを展開するという。
福岡を拠点に仕事効率化ツール「Backlog(バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」を開発・提供するヌーラボは3日、直近のラウンドで約5億円を調達したと明らかにした。リードインベスターは NOW が務め、XTech Ventures、新生企業投資が参加した。 同社では今回獲得した資金を使って、新サービスである「Nulab Pass(ヌーラボ・パス)」の開…
ヌーラボ代表の橋本正徳氏と NOW 代表の家入一真氏。同郷の二人は、福岡人のソウルフード「博多天神」をインタビュー場所に指定してきた。
福岡を拠点に仕事効率化ツール「Backlog(バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」を開発・提供するヌーラボは3日、直近のラウンドで約5億円を調達したと明らかにした。リードインベスターは NOW が務め、XTech Ventures、新生企業投資が参加した。
今回リードインベスターを務めた NOW は、言うまでもなく連続起業家でエンジェル投資家でもある家入一真氏が率いるベンチャーキャピタルだ。ヌーラボ共同創業者で CEO の橋本正徳氏と家入氏は共に福岡という同郷の出身であり、福岡を代表するテック&カルチャーフェスに成長した「明星和楽」を2011年の第1回から支える仲間でもある。
ゼネラルモーターズの中国におけるパートナー SAIC(上海汽車)とそのサプライヤーは最初に動きを見せた。広西省に拠点を置く De Fute(広西德福)は、SAIC-GM(上汽通用五菱)の共同工場から100km以内にあり、通常は SAIC に吸音材を供給している。SAIC は中国メディアに、今月末までに合計14の生産ラインをセットアップし、170万枚/日のマスクの生産能力に達すると予想していると述べた。
投資家 Warren Buffet 氏が支援する EV メーカー BYD(比亜迪)は大きな賭けを行い、2月末までに500万個/日のマスクを生産するという野心的な目標を設定した。500万個とは、中国全土のマスク生産可能量の10分の1に匹敵する。中国最大の EV メーカーである BYD は、30万本/日という消毒剤の生産計画も発表した。国有の自動車大手 GAC(広州汽車)は先々週マスク生産を開始し、先週末までに出荷量が100万個に達すると予測した。
中国のソーシャルメディアで掲載された BYD マスクを提供するという広告では、2月28日現在、マスク価格が2.4人民元〜4.2人民元(約37円〜約65円)としている。
今後の利益
まだ BYD マスクを購入することはできないが、マスク不足が緩和されれば話は変わる可能性がある。最近 BYD が中国のメディアに送った声明の中で、同社は政府からの需要が完全に満たされた後、サプライチェーンパートナーに供給する目的で生産を拡大していると述べた。 「小売市場で販売が開始された場合には、間違いなく発表する」とも付け加えた。