中国の顔認識AIスタートアップMegvii(昿視)、香港証取にIPOを再申請へ【報道】

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Image credit: Megvii(昿視)

中国の顔認識 AI スタートアップ Megvii(昿視)の香港証券取引所への上場申請は、提出から6ヶ月が経過し失効した。

重要視すべき理由:Alibaba(阿里巴巴)が支援する Megvii は、同社が株式公開を試みるにあたり、いくつかのハードルに直面している。Megvii は、中国のいくつかの企業とともにアメリカでブラックリストに登録され、事実上、アメリカ企業との取引を許可なく行うことが禁止された。

  • Megvii は当初、2019年下半期に IPO 申請を提出したが、報道によれば、香港当局から追加精査を受け、上場を今年に延期することを決定したとされる。
  • Megvii の上場遅延には、昨年の米中貿易摩擦や香港民主化デモの影響もある。
  • 今回の新型コロナウイルスの流行により、多くの中国企業が旧正月(春節)休暇後数週間休業することとなり、同社の計画にさらなる複雑をもたらすこととなった。
Image credit: Alibaba(阿里巴巴)

詳細情報:2月25日、香港証取のウェブサイトには、Megvii の IPO ステイタスが「失効」と表示された。IPO 申請は、提出から6ヶ月以内に確定する必要がある。

  • 本件に近い2つの情報筋がロイターに語ったところでは、Megvii は2019年からの財務データを更新し次第、香港での上場再申請を計画している。
  • TechNode(動点科技)は2月25日朝、Megvii に連絡を取ったが、コメントを得られなかった。
  • 香港の規則によれば、企業は失効した IPO 申請を3ヶ月以内であれば再申請できる。
  • Megvii は、香港証取に提出した文書で調達額を明らかにしていないが、ブルームバーグやロイターが関係者の話として伝えたところでは、調達額は5億米ドル〜10億米ドルの範囲と推定される。
  • Megvii は昨年5月、中国銀行のエクイティ部門がリードしたラウンドで7億5,000万米ドルを資金調達した。この調達により、Megvii の評価額は40億米ドルを超えた。
Image credit: Megvii(昿視)

背景:Megvii は、中国の AI ブームを先導する企業の一つだ。その他の企業としては、Sensetime(商湯)、Yitu(依図)、Cloudwalk(雲従)などがあるが、いずれもまだ株式公開していない。

  • IPO が実現すれば、Megvii はキャピタルマーケッツを利用する最初の企業となり、同じ業界の他の企業が習うリトマス試験の役割を果たすことになる。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】