AIファッションコーデアプリ「XZ(クローゼット)」運営のSTANDING OVATION、ジンズHDとトレジャーファクトリーから2億円を調達

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「XZ(クローゼット)」
Image credit: Standing Ovation

<18日15時更新> 訂正線部を訂正。

女性向けソーシャル・オンラインクローゼットアプリ「XZ(クローゼット)」を運営する STANDING OVATION は18日、メガネチェーン「JINS」の持株会社であるジンズホールディングス(東証:3046)と、リサイクルショップ運営大手のトレジャーファクトリー(東証:3093)から2億円を調達したことを明らかにした。調達ラウンドは不明。STANDING OVATION にとっては、2015年に実施した1.4億円2017年に実施した1.8億円の調達に続くものだ。

なお、今回の調達には、STANDING OVATION が2018年にローンチした女性向け Web メディア「lamire(ラミレ)」の売却益が含まれると見られる(ローンチ時の名称は「XZ days(クローゼットデイズ)」)。lamire の売却・譲渡先は人材紹介業などを展開するゼネラルリンク。lamire は20代後半〜30代前半の女性を対象としており、昨年4月に同社が公開した月間訪問ユーザ数は約250万人とされる。

Image credit: Standing Ovation

XZ は2014年8月9月にローンチしたモバイルアプリで、AI が手持ち服から自動でコーディネート提案してくれる。これまでのダウンロード数は110万件で、男女70万人のユーザが合計1,700万件の手持ち服データを登録している。これまでに楽天が運営するファッション通販サイト「Stylife」と連携、XZ 内で新品のファッションアイテムを自分の手持ち服とコーディネートしてシミュレーションする機能を提供している。

STANDING OVATION では今回の資金調達を受けて、開発体制のチームビルディング強化、機械学習による AI コーデ提案精度の向上、B2B 向けの SaaS エンジンの開発、クローゼット分析・診断から断捨離・リユースへ繋げる買取サービスの開発などを予定してしているという。今回の投資家にトレジャーファクトリーとは、不要になった衣服のリユースの分野で協業の展開が期待される。

STANDING OVATION では、XZ が架け橋となり、EC とリアル店舗の垣根を超えた OMO(Online Merges with Offline)サービスを展開し、「購入 → 有効活用 → リユース」というファッションのサステナブルなエコシステムを形成したいとしている。