韓国の配車サービス「Tada(타다)」、運輸法改正で4月にメインサービスを停止へ——運営元のVCNCは、従業員20人の30%を削減の見込

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Image credit: Tada

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カーシェアリングアプリ「Socar(쏘카)」の運営会社は13日、子会社 のVCNC が運営する配車サービス「Tada(타다)」を4月11日をもって停止することを明らかにした。

Tada については、かねてから韓国のタクシー業界に害を及ぼすという、従来型タクシー会社からの苦情を受けて、現地検察が VCNC を起訴しソウル中央裁判所が聴聞会を開く事態に発展していた。これに対応し、Socar と Tada は互いに分離独立することを計画していたが、2月19日に旅客自動車運輸法改正案(Tada 禁止法の俗称がある)が韓国国会を通過し、Tada の事業継続が困難との判断に至った。

Socar が13日に開いた臨時の取締役会では、現 CEO のイ・ジェウン(이재웅)氏が CEO を退任、VCNC の CEO パク・ジェウク(박재욱)氏が Socar の CEO を兼任することが議決された。なお、TADA メインサービスは停止するが、「Tada Premium」、予約型の「Tada Private」、空港送迎サービスの「Tada Air」は今後もサービスを継続する。メインサービスの停止に伴い、VCNC は現在20人いる従業員のうち、30%にあたる6〜7人程度の希望退職を募る。

2018年11月にローンチした Tada のメインサービスは、レンタカー(11人乗り以上のバン)と代行運転(ドライバ)を組み合わせたサービスで、これまでのタクシーの不便さを大幅に改善するとしたものだ。今回、国会を通過した改正案では、乗客がツアー目的で6時間以上利用する場合、配車オペレータは代行運転ドライバに11〜15人乗りのバンしか貸し出せなくなる。空港か港においては例外的に、ユーザ自らがバンを借りる形での運用を認めている。

Tada を開発した VCNC は、カップルアプリ「Between(비트윈)」の開発会社で、2018年7月にカーシェアリングプラットフォームの Socar に買収された

via Platum

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