
AI や ICT を活用した介護福祉プラットフォームサービスを提供するウェルモは26日、シリーズ B のエクステンションラウンドで4億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは東京電力パワーグリッド(東電PG と略す)やみずほキャピタルなど。2社以外の投資家の名前は開示されていない。
同社は昨年8月、シリーズ B ラウンド(1回目)で11億7,000万円を調達しており、シリーズ B ラウンド全体での調達は15億7,000万円でクローズとなる。2018年6月に実施したシリーズ A ラウンドなどと合わせると、2013年創業以来の累計調達額は21億200万円となる。

ウェルモは、介護におけるデータと自然言語処理を活用し、介護の計画における文章案や専門知識を提示するケアプラン作成支援 AI「ケアプランアシスタント」を研究開発している。また、地域の介護情報を見える化し、利用者のニーズに合った介護サービスを選択しやすくするデータベース「MILMO」を提供している。
今回、東電 PG とは業務提携を締結し、東電 PG のサービスとウェルモのケアプランアシスタントやミルモネットなど、福祉プラットフォームとの連携を強化・推進する。

Image credit: Welmo
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via PR TIMES
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