PropTech特化VCのデジタルベースキャピタル、愛媛銀行から資金調達

SHARE:
愛媛銀行本店
CC BY-SA 4.0: まつやま / Wikimedia

デジタルベースキャピタルは20日、同社が運営する PropTech 特化 ファンド「デジタルベースキャピタル1号」に愛媛銀行(東証:8541)から資金調達したことを明らかにした。このファンドは10億円規模を目指すとしており、LP としては、イタンジ創業者の伊藤嘉盛氏、平和不動産(東証:8803)、 GA technologies(東証:3491)らの名前が明らかになっているが、金融機関からは初めての調達となる。調達金額は非開示。

デジタルベースキャピタル1号は昨年7月にローンチした PropTech スタートアップに特化したファンド。これまでに、不動産クラウドファンディングの「FUEL」、クラウドキッチン運営の X Kitchen(エックス・キッチン)、生活困りごと解決サービス「オコマリ」運営の modecas(モードキャス)、会議室やイベントスペースの即予約サービス「Pit in(ピットイン)」などに出資している。

愛媛銀行頭取の⻄川義教氏は声明で、同行が所属する第二地方銀行協会のオープンイノベーション支援組織「SARBLAB」との共催ワークショップで、デジタルベースキャピタル代表の桜井駿氏の講師を務めてもらったのが出会いのきっかけだと語っている。協業の可能性を模索する中でデジタルベースキャピタルからファンド出資のオファーがあり、地域発の新サービス創出を念頭にファンドへの出資を決定したとしている。

via PR TIMES

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録