不動産スタートアップのすむたす、士業向け買取査定SaaS「すむたす買取PRO」をクローズドβローンチ

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「すむたす買取 PRO」

不動産スタートアップのすむたすは27日、税理士や弁護士向けの買取査定 SaaS「すむたす買取 PRO」をクローズドβローンチした。このフォームからの申込で利用できる。

すむたすは、不動産価格をほぼ自動的に査定できる独自アルゴリズムを開発したことにより、通常は申込から数週間から数ヶ月以上かかる不動産の買取を、最短2日間で可能にしている。2018年からさまざまな理由で保有不動産を早期売却したい不動産オーナーを対象に「すむたす買取」、2019年から不動産オーナーに代わり不動産仲介会社が物件情報をっと鵜入できる「すむたす買取エージェント」を提供している。

昨年3月の「すむたす買取エージェント」ローンチの際、すむたす代表取締役の角高広氏は THE BRIDGE に次のように語っていた。

転勤などで住み替えを希望する「ポジティブな理由」で早期売却したいユーザ、離婚や相続といった「ネガティブな理由」で早期売却したいユーザがいます。後者の場合は、(すむたす買取の)サイトには訪れず、不動産会社、税理士や弁護士といった士業の方に直接相談をされるケースが多いことがわかりました。

この際、角氏は士業向けサービスの展開に意欲を見せていたが、今回のすむたす買取 PRO がまさに士業向けにカスタマイズされたサービスとなる。不動産仲介会社向けのすむたす買取エージェントに比べ、士業向けのすむたす買取 PRO では入力必要項目を減らしている。今夏にローンチが予定される正式版には、法廷にそのまま提出できる書類作成機能(例えば、離婚調停における財産分与時の不動産評価資料)などを追加する予定だ。

新型コロナウイルスは不動産業界にも影響をもたらした。非対面での不動産取引のカギとなる重要事項説明のオンライン化(オンライン重説)は、賃貸不動産契約には認められているが売買不動産契約には適用されず、緊急事態宣言以降は市場に物件がだぶついている。一方で、市場取引で勝つには逆張りが有効なので、多少市場価格よりは安くても早く処分して手持ち資金にしたいオーナーも少なくなく、良質な物件に出会うには好機のようだ。

すむたすでは、すむたす買取 PRO はサービス開始時点で全国約20の税理士事務所・弁護士事務所に導入が決まっており、2020年度内に約100社への導入を目指すとしている。

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