てんかん患者のプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」運営がシード資金獲得

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てんかん患者・家族向けプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」を開発・運営するノックオンザドアは5月14日、シードラウンドにおいてヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドを引受先とする第三者割当増資を公表している。調達額は公表されていない。ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドは神奈川県などが出資する官民ファンド。キャピタルメディカ・ベンチャーズが運営する。

nanacaraは、てんかん症状を持つ子供とその家族が「発作の記録」と「服薬履歴の記録」を共有できるスマートフォンアプリケーション。2018年より2年にわたり、患者家族とてんかん専門医で構成する「SAChi Project(サチプロジェクト)」と共に、延べ200名を超える患者・家族と共同開発を実施した。2020年3月に正式リリースし、DL数は1カ月で2,000件、発作記録数は7,000回を超えた。

今回の資金調達により、機能バージョンアップ及び、記録を元にした医師・学校等施設との情報共有のスキーム構築を目指す。

via PR TIMES

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