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Tencent(騰訊)は、複数の社債発行により合計60億米ドルをデット調達したと発表した。
タームシートによると、この債券は6月3日に発行される予定で、取引は5月29日早々に最終決定された。Tencent は5年債で10億米ドル、10年債で23億米ドル近く、30年債で20億米ドル、40年債で7億5,000万米ドルを調達した。
Refinitiv がまとめたデータを引用したロイターの報道によると、これはアジアの非金融企業による今年のこれまでの最大の取引である。
Tencent は、詳細情報は開示せず、債券売却の収益を借り換えと一般的な企業目的のために使用する予定であると述べた。
今週初め、Tencent は、クラウドコンピューティングや AI などの新興技術分野に今後5年間で約700億米ドルを投資すると発表した。この動きは、Alibaba(阿里巴巴)や Baidu(百度)など中国国内のテック大手との競争する中で、Tencent を支援する。
Tencent はまた、これらの計画の資金調達のために、最大200億米ドルの新規債券を発行する予定。同社はこれより前にも60億米ドルの債券を発行しており、同プログラムのもとでの未払債券が180億米ドルの債券に達することになる。
同社は先日、2019年第4四半期の総売上額が152億米ドルに達し、会計年度ベースで最も好調な四半期となったことを報告した。また、2018年第4四半期に比べ、29%増の37億米ドル近い利益を計上した。
【via Tech in Asia】 @techinasia
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