ベルリン発の都市農業ソリューション「Infarm」、シリーズCラウンドで2億米ドルを調達へ

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Image credit: Infarm

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ベルリン発の都市農業(アーバンファーミング)ソリューションを開発するスタートアップ Infarm は、シリーズ C ラウンドで2億米ドルを調達しようとしている。関係者によれば、同社は既に1億4,000万米ドルの調達を完了している。バリュエーションは1年前のシリーズ B ラウンド(1億米ドルを調達)の際の2倍以上、数億米ドルに達するとみられる。

シリーズ C ラウンドにはこれまでに、Atomico、Balderton、TriplePoint、Cherry Ventures、LocalGlobe に加え、リヒテンシュタイン公国の皇太子 Alois von Liechtenstein 殿下のインパクト投資ビークル LGT Lightstone が参加しているとみられる。LGT Lightstone は、ミュンヘン発〝空飛ぶタクシー〟製造スタートアップ Lilium への出資でも知られる。

Infarm は今年2月、 JR 東日本(東証:9020)から調達額非開示の出資を受けたことを明らかにした。今夏には、JR 東日本傘下の高級スーパー「紀ノ国屋」で Infarm の仕組みを使った屋内(店内)栽培の農作物の販売を開始することを明らかにしている

新型コロナウイルス感染拡大が食品サプライチェーンを圧迫したことで、Infarm のような新業態には事業機会が増えた一方、同社の顧客の一部を占める飲食業の需要にも打撃を与えている。

この分野では、Bowery は Alphabet の GV などから1億4,000万米ドル以上を調達。また、SoftBank の支援を受け、Jeff Bezos 氏(Amazon 創業者)や Eric Schmidt 氏(Google 元会長)らも出資するアメリカのユニコーン Plenty は4億米ドルを調達している。3月下旬には、Bloomberg が Plenty が1億米ドル以上の新規調達を目指していると報じた

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via Financial Times