香港発の旅行予約プラットフォーム「Klook(客路)」、コロナ禍の〝新常態〟に対応し事業を在宅体験型にピボット

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香港に拠点を置く旅行予約プラットフォーム「Klook(客路)」は、事業回復を促し旅の「新常態(new normal)」に対応するため、ユーザが自宅で体験を予約できる新サービス「Klook Home(在家体験)」を開始した。

Image credit: Klook(客路)

Klook Home は、DIY 製品や料理キット、オンラインワークショップ、無料のバーチャルツアーなど、200近くの在宅体験を提供。

シンガポールやフィリピンのようなステイホーム規制のある市場では、Klook Home は自宅でのアクティビティを提供している。台湾や香港のように政策が緩和された市場では、その都市や周辺のローカルアクティビティのリストを活用できる可能性があると、同社は声明で述べている。

Klook の検索データによると、アジア太平洋地域とヨーロッパの検索総数の約6割が国内での体験に関連したもので、地元での関心の高まりがうかがえる。

アジア太平洋地域とヨーロッパの14の市場に展開している Klook Home は、Klook が事業回復するための段階的なアプローチの一つである。

Klook は4月、韓国と中国本土での Klook Home を試験運用を行い、予約増加の確認を受けて、ローカル体験の提供を拡大している。Klook は、まず地元の需要を取り込むことを目標としており、将来的にはアジア地域内および海外旅行者向けにさまざまなサービスを提供する道を開くのに役立つだろうと述べている。

Klook はまた、事業者が新常態に対応して提供内容の最適化を支援するために「Klook Academy」を立ち上げている。このイニシアチブでは、マーケティングやオペレーショナルエクセレンスなどのトピックについて、ワークショップやウェビナーを提供する。

Klook の戦略は、新型コロナウイルスの感染拡大により、旅行業界やホスピタリティ業界が深刻な打撃を受けたことによるものだ。Klook は4月、今回の危機を乗り切るために、一時解雇やレイオフによる人員のスリム化を行っていると発表した。この決定は、総従業員数の最大20%に影響するとされた。

Klook の共同創業者は給与を放棄し、社内の他のリーダー達は減給を受けている。

新型コロナウイルスは必然的に旅行の未来を変えてしまった。新しい事業機会を捉えるために、我々は機敏であり続けなければならない。グローバルな旅行は今からしばらく先のことになるかもしれないが、我々にはあらゆる機会をつかむ自信がある。(Klook 共同創業者で COO の Eric Gnock Fah=王志豪氏)

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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