中国で進む人工知能教育、ピアノレッスンも「オンライン+AI」で

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Image credit: Little Leaf Music Education(小叶子音楽教育)

<ピックアップ> AI赋能钢琴陪练,小叶子成在线音乐教育科技领军代表

重要視すべき理由:新型コロナウイルスによりオンライン教育が標準となった中国では、音楽教育もオンライン化され、特にAIを活用した学びの自動化が進んでいる。その中でも、iPadを活用し、在宅でもリアルタイムでピアノレッスンが受けられる Little Leaf(小叶子)がオンライン AI 音楽教育で主要なプレーヤーとして紹介されている。

詳細情報:中国の AI 音楽教育サービスアプリ「Little Leaf」では、AI 技術を活用し、オンラインでもピアノ練習が効率化されるアプリを iPad で提供し、自動で間違いを指摘したり、演奏を評価したりして、子供のピアノ学習業界を大きく変えているそうだ。

  • iPad アプリを開いて、曲を選択すると、演奏に合わせて自動的に楽譜が緑に変わり移動。間違って演奏すると、楽譜は停止。5秒以内に正しい位置を見つけられない場合、小さな鍵盤が画面の下部に表示され、正しい音がどこにあるかを直感的に表示。
  • ピアノの練習後、AIで自動的にスコアを付け、問題を分析。子供は現在のレベルを明確に理解できるだけでなく、ピアノを理解していない親も子供のピアノの練習状況をすばやく理解することが可能。
  • Little Leaf は兄弟ブランドの「TheONE Smart Piano(智能鋼琴)」から7年間のユーザフィードバックデータを蓄積し、世界初の AI ピアノ教育システムを立ち上げた。最も正確な「ピアノ音の認識」の技術と最先端の電子スコア表示及び分析機能によりエラーを正確に修正し、リアルタイムで対話できるスマートピアノトレーニング製品となっている。
  • Little Leaf に出資する Sinovation Ventures(創新工場)は、Apple や Google などで活躍した AI 研究者、Kai-Fu Lee(李開復)氏によって設立されたベンチャーキャピタル。サイトで公表されている実績では、20億米ドル以上を運用し350社へ出資している。

背景:中国のピアノを学ぶ子供の数は3,000万人を超えており、2016年の「二人っ子政策」の発表により、このデータは増え続けている。普段のピアノの授業後は、生徒たちは家に帰って自分で練習してもピアノの練習の効果は保証されず、知らないうちに間違って練習する子供も多くあったが、AI の指摘やスコアリングにより正しく学ぶことが出来るようになっている。

via Donews

執筆:國本知里/編集:平野武士