チャットアプリ+クリニックで女性の健康をワンストップサポートする「Tia」

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ピックアップ:Tia, Stork Club Secure Funding To Boost Women’s Health Care Options

ニュースサマリ:ニューヨークを拠点とし、オンラインおよびオフライン両方で女性向けヘルスケアプラットフォームを展開するTiaは5月28日、シリーズAラウンドで2,430万米ドルの資金調達を公表した。今回の調達はThreshold Venturesが主導し、Define Ventures、ACME、Torch Capital、John Doerr、Homebrew、Compoundが参加している。

今回得た資金で、同社はオンラインおよびオフラインのサービス両方を拡大し、新たな市場の開拓や、サービスプロバイダーや医療システムとの新規パートナーシップ構築に使われる。

詳細:Tiaは2016年、Carolyn Witte氏およびFelicity Yost氏の女性2名の共同創業により設立された。CEOのWitte氏は元Googleという経歴を活かし、生理周期のトラッキングや女性が健康に関する質問をチャット形式で質問できるアプリとしてTiaをスタート。Witte氏によると、アプリをリリースした数カ月後には20万件以上の利用に達したという。

  • Tiaが提供するサービスはオンラインのみに留まらず、2019年3月にはニューヨークに自社クリニックを開院。オープンから1年余りで3,000人の患者を抱えている。
  • アプリとクリニックが連動したワンストップで効率的なケアにより、同社は従来より40%低いコストで女性への標準的な診察を提供。こうした仕組みが評価され、今回の資金調達につながった、とWitte氏は語っている。
  • Crunchbaseのデータによると、同社は2019年1月に250万米ドルのシードラウンドを調達しており、調達総額は3,200万米ドル。
  • クリニックはCOVID-19の影響で3月16日以降自社クリニックを閉鎖していたが、5月30日に再開した。

背景:COVID-19の影響で、パニック障害や職を失うことへの不安など、同社に寄せられたメンタルヘルスに関する相談数や投薬依頼は400%にまで増加したという。

執筆:理沙子(Risako Taira)/編集:平野武士・岩切絹代

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