UsideU、遠隔接客アバター「TimeRep(タイムレップ)」と小規模事業者向け遠隔サービス開業支援「TimeHut(タイムハット)」を正式ローンチ

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TimeRep
Image credit: UsideU

遠隔接客に特化したアバターサービスを開発する UsideU は19日、ヒトと AI による遠隔接客サービス「TimeRep(タイムレップ)」の月額ライセンスモデルを正式ローンチした。TimeRep は、同社が以前からコラボロイドとして実証実験ベースで提供してきたもの。

TimeRep は、スタッフが遠隔から多拠点への販売・案内・接客を行うことを可能するアバターサービスで、時間の効率化、無人案内による接客時間短縮を可能にする。ハイタッチかつローコストな非接触店舗を実現する。

各種専門店、金融、医療などのサービス窓口で、販売・案内・接客などの機能を試験提供してきた。今回、サービス名のリブランディングと共に、月額ライセンスモデルでの商用サービスを開始し、非接触型店舗の立ち上げや運営支援を本格化する。

UsideU は15日、東京大学やパーソルワークスデザインと共同で、アバターを活用した心理相談サービスの開発を開始することを発表している。また今月には、NTT データと連携し、東急ハンズ渋谷スクランブルスクエア店で美容やコスメに特化した遠隔接客の実証実験を実施していた。

TimeHut
Image credit: UsideU

また、UsideU は29日、相談、レッスン、講演、パフォーマンスなどを行う個人事業主や小規模企業者向けに、無料で簡単にリモートサービスを開業運営できる「TimeHut(タイムハット)」の提供を開始した。プロフィール作成、サービス作成、予約・支払管理、サービス実施、CRM といった業務を一気通貫で支援する。先行する「Coubic(クービック)」や「Summon(サモン)」などに競合するとみられる。

UsideU は、Booz Allen Hamilton、Alibaba Japan、Draper Nexus シリコンバレー EIR(Entrepreneur in Residence)出身の高岡淳二氏らにより2017年6月創業。TechCrunch Japan によれば、同社は2018年4月、Draper Nexus と DEEPCORE から推定で数千万円を資金調達している

via PR TIMES

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