中高生の約半数が過去の単元履修に問題抱える【atama+学習調査結果】

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AI先生「atama+」を展開するatama plusは8月27日、中高生に関する学習状況に関する学習調査結果を公表している。調査によると、高校生の約46%が中学生範囲の単元に、中学生の約55%が小学生範囲の単元になんらかの課題を抱えていることが分かったという。2020年5月から7月の3カ月間にatama+を使って数学を学習した中高生6万人が対象で、学習データを元に分析した。

調査によると、高校生でつまずいていた小中学校時代の単元は平方根の計算(約29%)、図形の相似・面積比(約21%)、確率(約18%)となっている。同社はこの課題の原因として義務教育機関における履修主義が挙げられるとしている。履修主義は定められた期間・時間内に授業の履修を終える考え方で、履修時間にとらわれないで授業内容を習得する「習得主義」が重要になると指摘している。

atama+はAIによる個別指導を可能にした教材で、ティーチングとコーチングを分離した手法が特徴。ティーチングでは主にAI教材が学生のつまずいた箇所を過去に遡って指摘し、効率の良い学習方法を指導してくれる。8月時点での導入状況は全国の塾・予備校1900教室が採用している。

 

via PR TIMES

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